薄膜インタフィアレンス 公演情報 BEHATI OWL PRODUCE「薄膜インタフィアレンス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ハコに興味があったが
    狭いなぁやはり=普通にバーでしたね
    座席は周囲に21席程
    全体は20畳ぐらいの店内に感じました

    さて狭量な空間で
    実際にバーに集まる群像劇を真近で演じてた
    濃厚な75分の作品でした
    うん
    こーゆー情報量の詰まった作品は大好物さ(^-^)

    ネタバレBOX

    どこで場内の明かりと効果音等操作してるんだろう?
    不思議に感じるほど絶妙な使い方してた音と光

    手を伸ばせば触れてしまうくらい近いトコで
    役者さんが上手に演じてた
    いろいろと魅力のある登場人物達
    こ~ゆ~仲間とクリスマスやら年末過ごせたら
    ナンカ良いなぁ~とか思わせてくれた素敵な芝居でありました

    お話は
    このバーを使ったもので
    最初はバーで女将さんが
    知り合いのラジオ放送を聞いてる
    ところからスタート
    ’23大晦日「君とラジオ」ってタイトル
    次々と常連メンバーや
    地元の仲間が貸切というコトで集まってくる
    集合者は全て地元の幼馴染であり
    基本的な主人公はリサイクルショップの店長さん
    その弟や亡くした家族のコト
    好きだったサッカーを友人を助けるために怪我をして
    諦めた事・・・・
    好きだと言えない気持ちとか
    仲間の書いた文章で救われた話とか
    様々に人間模様を見せてくれました
    最後に皆が去って
    主人公と女将さんが残り
    この店が閉店する話をしんみりとして
    幕が閉じます
    上手だったなぁ ホント
    マドラスオレンジもおいしかった
    登場人物は色の名を冠して
    タイトルに掛けてました

    福原赤弥(あかや)=リサイクルショップの店長
    両親は若い時に交通事故で二人同時に亡くなっており
    出来の良い弟を一人で育てている苦労人
    福原青依(あおい)=この地方を出て東京で大学に通っている
    学費は兄が全て出してくれているが
    店の経営とかも心配してバイトを兄に内緒で始めている
    天使藍(あまつかあい)=コンビニのバイトをしているが
    ギターの弾き語りを路上で続けている
    学生時代に文化祭のステージで歌えず逃げた事が
    心の傷になっている
    学校の後輩からはエンジェル先輩と歌を慕われていた
    高山黄美恵(きみえ)=嫁ぎ先の姑とうまくいかず
    大好きなラジオを辞めるか悩んでいる
    元放送部で喋る事が好きだった
    蓮見緑朗(ろくろう)=地元を出て東京のラウンジで働いている
    アカヤが怪我をした原因の恐竜オタク
    如月橙子=文章作成が好きで小説家を目指していた
    初のドラマ脚本は期待されていたが酷評され
    いまは文章が書けなくなっている
    アカヤらはその文で助けられたと話を出す
    紫稀=バーの主人
    リアルに飲み物は出してましたわ
    親から受け継いだ店を閉める決心をした

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    2023/12/26 08:14

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