満足度★★★★
不条理劇の醍醐味本来なら「受付」という機能は外部と内部とを繋ぐ橋渡しの役割だ。なのに、ここでの「受付」はその機能をはたさず男の要請を無視してひとりの意思を持った女性として自立してしまう。受動的な立場を捨てて次々と要求を出してしまう。その境界はあっちの世界とこっちの世界にも属さないニュートラルな位置にあって、尚且つ「受付」の先には末恐ろしい世界が手をこまねいて待っている情景が可笑しかった。シュールで滑稽でブラックコメディな世界。以下はねたばれBOXにて。。
ネタバレBOX
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2010/07/10 16:45
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