組曲「空想」 公演情報 空想組曲「組曲「空想」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    たしかに短篇集「的」作品。
    いやぁ、面白かった。
    いくつもの話を続けて上演する形をとった、短篇集「的」な公演。
    構成がうますぎて、もはや短篇集というか、一つの作品のように思える。
    一つ一つの話も個性豊かで魅力的でした。

    ネタバレBOX

    核となるのは、どこかの人気レストラン。
    存在感のある、チャーミングなウェイター(=中田顕史郎)の働くこのレストランには、様々な恋人たちが来店する。

    色の異なる短篇が数本挟まれた後、舞台は再びこのレストランに移る、という作りで、
    ウェイターが出てくる度に、観ていて、どこか懐かしい場所に帰ってきた気分になる。
    芝居全体の案内役・観客と舞台との橋渡し的役割にも見えるこのウェイターの、抜群に安定感のある演技も、
    こういった安心感にぴたりとはまっていた。

    そして久々に観たハマカワフミエ。暗めの演技なイメージが強かったが、今回は暗くない。
    素敵な雰囲気をまとったハマカワフミエと齋藤陽介のカップルの初々しさが良かった。

    ラストシーンでは涙ぐんでしまいました。愛ですな、愛。

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    2010/07/06 01:30

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