白浪リベルリー 公演情報 TEAM風雷Bow「白浪リベルリー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    持田千妃来さん出演。

    殺陣にかなり力が入った舞台でした。演者さんたちのプロフィールを見ると納得です。「殺陣のお化け」という言葉を耳にはさみましたが、そんな経歴の方々がたくさんいました。

    ボクラ団義の花崎那奈さんは「re-call」で拝見してましたが、その他ほとんどの演者さんは初見でした。自分的には新鮮でした。

    持田さんの本格的な殺陣は久しぶりでしたね。去年の「失創セブンスプレイ」や「リリーフ・ライト・ガン 」もアクションはありましたが。これほどなのは2020年の「ハイドクナイフ」以来かな。ますます切れ味に磨きがかかって、良かったです。

    しかし、斬られ役のアンサンブルの4人の方(西山さん、北原さん、平瀬堂さん、石澤さん)の登場回数の多いこと多いこと。「よく見る顔だね」というセリフを入れたくなったのも分かります。

    ところで、パンフなどで「RIVELRY」と書いてあるのですが、英語の辞書を引いても見つからず。「RIVALRY」であれば競争とか対立とか、「REVELRY」であれば飲み騒ぎといった意味。なるほど、わざとですね。

    ネタバレBOX

    終演後に面会があったので、お話をうかがうことができました。セリフに「かねうちや」というのがあったのですが、ハクとナミの兄妹が剣術に長けているのは、金打屋として刀を扱っていたから、という設定があるそうです。
    聞きなれない言葉でしたが、調べてみると「鍛冶」は「かねうち」から変化した言葉という説があるようです。なるほど。

    キンカが弟のアグに詰め寄りながら、片手間に何人も斬るシーンがありました。
    斬ったり斬られたりは、殺し合いです。命のやりとりをする場面です。我々観客がそれをみてすごいと思えるためには、真剣さが重要だと思います。たとえ物理的にありえないとしても、ありそうに見えることも大事だと思います。
    キンカのそのシーン。個人的見解としては、残念でした。すごい殺陣だということが打ち消されてしまいました。

    0

    2023/11/18 20:56

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大