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無駄な抵抗
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
世田谷パブリックシアター「
無駄な抵抗
」の観てきた!クチコミとコメント
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住み込みの女(536)
実演鑑賞
満足度
★★★★
ネタバレ
ネタバレBOX
イキウメ『無駄な抵抗』を観劇。
ディオニューソス劇場に見立てた舞台セットを見た瞬間、ギリシャ悲劇の始まりを予感する。
登場人物達は何かに抵抗する人たちである。駅に電車が止まらなくなり、衰退して行く街並みに再度停車駅と懇願する喫茶店の店主、何もしない事をモットーとし、批判を浴びながらも芸を貫く大道芸人など、傍から見れば無駄な抵抗のようだ。芽衣が幼い頃、占い好きの同級生・桜に放たれた「貴女は父親を殺す」という言葉に抗いながら生きてきた人生も然り。
「流れに身を任せて生きる事は果たして良い人生を送れるのだろうか?」とふっと観劇中に感じ、彼らの行動が無駄ではないと思い始めると、『無駄な抵抗』というタイトルの意味が刺さってくる。
魔女の囁きのような桜の言葉に芽衣は長い間付き纏われるが、その囁きに似た体験は誰しも人生の中に一つや二つはあるだろう。
ひとりの人間が犯した罪に芽衣が長年に渡って苦しみ、他の者たちにも多大なる影響を及ぼしていく様は、現実に起こっている事件と重ね合わせて観てしまうのは間違いない。
改めてギリシャ悲劇が普遍的な物語と感じるだろう。
観劇中も後も、頭から離れないほど重厚感のある傑作である。
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2023/11/15 12:28
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