煙突もりの隠れ竜 公演情報 壱劇屋「煙突もりの隠れ竜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    推しの春名真依さんが九尾役で出演した作品。幻獣がお話という事だけの知識で見ました。。前説で通常はワードレスの講演が多く、この舞台は過去に行った公演と階段状に世界を共有する物語と知らされる。舞台が始まった。メタい話ですが人形劇が展開されるとは知らなかった。3人の幻獣、最初は人を見てたんだけど、それぞれが手に持っている人形を見ると幻獣のトークがまた違って見えて2回目以降は観劇の解像度が高くなった。男性が現れて、疾走していくシーンからこの劇団の凄さが分かるオープニングが始まる。タテと呼ばれるアクションを超えて、ファンタジーの演出が生身の黒子的な方々によって炎や風や雷などが表現された。何より、全体をみると衣装の作りが完璧。かっこいい&かわいいを表現されてるのは評価が高いです。そして、タイトルの煙突が仕切りなしに動く事で場面が作られていく。物語はゲームのファンタジーの世界を舞台に落とし込んでいる。違う種族による恋、テリトリーの設定、世界を束ねる政治的な所と、内容が深い。150分という時間があっという間に感じるほど(最初の幻獣の人形劇が一回目に理解しきれなかったのでついていけなかったが、1時間は理解できてなくても後半楽しめた)すこしウトウトしたところで、メリハリのある展開やアクションがありました。そして、最後は悲しかったり、考えされたり、揉め事が引き起こされる展開を打開していくことになります。主人公となった男の、周りへの優しさが人を動かすというメッセージ性は丁度自分にも刺さる点でした。最後のアクションシーンは音楽と効果音とタテアクションの演技に、群衆エンターテーメントが展開されて、高揚感と爽快感があるシーンでした。また、劇団の他の作品も見て見たいと思う作品作りでした。公演お疲れ様&ありがとうございました。

    ネタバレBOX

    この世界の物語に他の世界の設定が登場します。他の世界から来た男、他の世界のアイテム、他の世界の思想などが深く絡んで物語をある種引っかきまわる悪役となっていました。

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    2023/09/07 18:32

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