実演鑑賞
満足度★★★
1.『え待って?他感作用あるん知らなくて草』
いまひとつ解せないものの、なんだかふんわりと旅をしたような感覚
ふむん。絵面と空気は良いなと思いました
2.『蹂躙を蹂躙』
一人芝居。踊る。鳴る。喋る。
30〜40分止まることなく、踊り喋り叫び演じる群司さんの表現と
効果的過ぎる音楽があって、それ自体は気持ちの良いもので
ただ、どうにもこうにも話が入ってこなくて
上等なダンスパフォーマンスを観ていた感覚
話が入ってこない関係上、目を見張るパフォーマンスであっても
一人芝居でもあるので延々と繰り返しているように見えてしまった印象
ふた作品とも視覚、聴覚、ぼんやりとした感覚には美しい
心地よいものだったのだけど、言動のロジック、筋がいまひとつ解せなくて
またそして概して《セリフが速い》のだけど、聴き取り憎い場面が多く
主に物語に重きを置いている気がする自分にはうーん
とは言え、体感として小竹向原に赴いた価値は感じたのです