罪と、罪なき罪 公演情報 リリパットアーミーⅡ「罪と、罪なき罪」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    濃すぎる
    関西の劇団って、どこもみんなこんなにサービス旺盛なんでしょうか?
    どの人にも見せ場があり、どのエピソードも隅々まで行き届いて(入れ込みすぎるくらい)濃い二時間でした。
    みんな魅力的。
    どの人も、しっかりその時代、その人を生きていると思えました。
    すごいですね。
    なんだか、いくつもの舞台を見たような満足感です。

    ネタバレBOX

    歴史上の事実を描く場合、どこまでフィクションにするのか、難しいと思いますが、この事件の場合、”裏側”はフィクションですよね。
    それをつくってしまうことにどういう意味があったのか?

    「よし」のエピソードは話の大きな柱になっていましたが、私的には法と政治、ということのドラマに期待があったのでそちらが主流になったことは意外でした。

    「よし」は魅力的なのでよかったのですが、司法の桎梏・法にかかわる人の闘いの意味が薄れてしまったような。
    法の正義から言えば、「ニコライ皇太子」がどんなに聖人でも、「津田巡査」がどんなに堕落者でも法の正義は別、というわけですから。

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    2010/06/06 03:16

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