君しか見えないよ 公演情報 レプロエンタテインメント「君しか見えないよ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 映像鑑賞

    満足度★★★★

    BS松竹東急での
    スペシャルドラマでの観劇

    映像的にも面白く出来ていた
    120分の作品

    娘が回想する
    父との邂逅を
    不条理劇として構成していたが
    とても理解し易くされていた

    その後
    舞台版も放映があって見ましたわ(^-^)

    ネタバレBOX

    主人公=娘=アズが
    今は亡き父と家族の思い出を
    過去に家に来た
    ズケズケてぃーびーのDVD再生として
    演劇とドラマを混ぜて見せていました

    リアルに再現された
    何処でもドアーが
    不条理に拍車をかけていました
    何となく
    映画バンデットQを
    思い出しました

    あらすじ:
     熊村家の居間で一人
    主人公である熊村亜寿がソファに座してDVDを見ていて。「覚えてるかな?君がはじめてわたしんちにきた時。そうだよ。タランチュラがきた時。ママはブチぎれるしパパは泣くし爺じは⼑振り回すし。私はでも、楽しかった気がするな。私と私の家族と君と、タランチュラと。楽しかった気がする。だってたまに、⾒返したりもするんだよ?あの番組。録画した動画。ほんとに滅茶苦茶な⼀⽇だったけどさ、きれーいにやっぱり編集されてるの。時が経てば経つほど、カットされた部分の思い出がなくなって、あの番組を、リアルな視聴者として⾒ている感覚になるの。それでね、そんな⾵に他⼈として⾒てみると、ああやっぱり良い家族かもなあって思うんだよね。やっぱり好きかもこの家族って、思うんだよね。」

    亜寿がドアを開け家に⼊り
    観客に向かってキミと
    語りかけてきて
    ひとり芝居風に作家と会話してるみたいに
    8年前のある日、熊村家にズケズケてぃーびーのロケクルーがやってきて。芝居にもして。と
    回想から巻き起こるハプニングとドタバタの連続、今か昔か、こちらかあちらか、ファンタジックな渦の中に喜怒哀楽がたっぷり詰まった、笑いと愛が溢れる家族のお話。
     
    BSキラリのディレクター 里見 兄
    お笑いピン芸人 タランチュラ米櫃=里見マサキ 弟 
    番組はお試しであり この二人しかいない

    裏番組設定で
    サイコロをふって出た目のお題を完遂しないと
    訪問した家から帰れないという縛りがあり
    今回は家族全員を笑わせるというものであった

    基本は舞台なのだが
    話の前後はドラマ仕立てであり
    ラストは
    いろいろなロケ地で広がり方が凄いです

    タランチュラが観客席に入り込み
    出たくないと言い出して
    兄がそうしたメタ的な状況に哲学心を
    呼び出されて説得したり
    なかなか演劇を攻めてきてました(^-^:)

    ラストは現在の病室で寝ている
    膵臓癌からの全身転移で昏睡状態の父が
    息を引き取り~から
    突然起きあがって
    ドラマと舞台上での死の表現の強弱について語り
    そのまま病室を出て歩いてゆく後ろ姿を
    カメラが付いてゆくと
    舞台のカーテンコールに出る父の姿で終演です

    ドラマのエンドロールは
    舞台の撤収の早回しで
    ラストは主人公のUPでした~♪

    観客をキミと呼んで語りかけてるようで
    実際には舞台設定でキミくんは居て
    8年後の今は亡くなってる?らしい
    墓が見えるとか台詞がある
    ここもメタ設定してますのよ

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    2023/07/09 23:16

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