という事で、仕事を休んで観に行った。
ネットで集まったらしい人々が穴の中で共同生活してて、振ったり振られたりその輪の中に入れてもらえてなかったり。我がままでいい加減でみすぼらしくて可愛い人々のあれこれ。
なんでこれだけめちゃくちゃやって破綻しないのだろう。意味のない部分がたくさんあって、同じくらい意味のある部分もたくさんある。役者の上手い下手にも差はあるものの、みんな全力なのが良い。頑張ってるという言葉で表すと安っぽいから使いたくない。一回やったら体の変なところが痛くなってそうな不器用な頑張り方と器用にやっている。元も子もないけど、演劇以外の何か生活に役立つ事にこの精力を注いだら充分に何か達成出来ると思う。のに、あえてそれを演劇に注いでいるのが素敵。褒め言葉として、馬鹿と言いたい。ばーかばーか。