実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/06/16 (金) 14:00
『工場』を観た。いろいろと考えてしまう。95分。
「日本に似たある国」の工場の分析課に、「移民」の男がやってくる。言葉の問題や習慣の違いから起こるいろいろだが…、の物語。描かれている出来事は、ありそうだな、と思えるが、今はこんな風に対応しないよな、とも思う場面も少なくないけど、多分それは堀川には問題ではなくて、異文化との接触はこういう風に進むかもしれない、という例を示しているように思う。後半、別のタイプの新たな移民や吃音者の登場があり、個々に対応されることなんだろうな、と思った。堀川は2008年から観ているのだが、パフォーマンス寄りの演劇者であることを改めて確認した。