期待度♪♪♪♪♪
純愛と別れ、取り返しのつかないこと
下山夏子さんのファンで2006年夏公演の『さよなら、マリー』を観たのが、空間ゼリーに出会ったキッカケでした。
『さよなら、マリー』ではキャバレーでの愛憎劇がテーマでした。
男女ともにキャストは美男美女が揃っています。
ダンス・チームによるダンス披露も上手い。
先回の2007年春公演『ゼリーの空間』では、いじめ問題がテーマでした。「世界は三角形で出来ている」がキーワードでした。三角形の頂点、階級が上になればいじめられない。私はライオンになりたい。しかしハンターに気をつけろ。実に意味深で趣きが深い。
今回のキーワード「取り返しのつかない事」は一体何が起こるのだろうか。それは二つのテーマ「決して結ばれることのない二人の純愛」「見てはいけないものを見てしまったとき必然的に訪れる別れ」にヒントが隠されているのだろう。
『角隠し』を含め3作品の空間ゼリーDVDを買いました。スイッチング技術が優れている。TVドラマさながらのクオリティの高さです。
稽古中に何回もカメラ・リハーサルをやっているというのだからすごい。
この演劇をご覧になられた方は、本公演DVDを会場で予約するのを強くおすすめします。会場の物販コーナーで『ゼリーな空間』などのDVDを販売していると思いますので、こちらもお忘れなく一緒にご購入を強くおすすめします。