うーーーん
僕はまさに80年代から90年代にかけて、この作品で扱われるブラックショールズモデルを用いたオプションとかのデリヴァティブ商品を米系金融機関で扱っていたので、、、
言葉の使い方とか、金融商品の捉え方とか、デビッドヘアーの元の台本にちょっと疑問点があるんですよね。あまりにも短絡的な捉え方で、本質まで迫っていないのではないかと、、、、。
ステレオタイプになっているのではないかとです。手法などはいつものように面白いのですが、金融商品の専門用語や、実際に起きたことをどうとらえるかということで、この作品の評価は変わるでしょう。
燐光群でなければ絶賛ですが、「だるまさんがころんだ」などを生んだ燐光群だけに、今回は疑問符をうちたいと思います。