舞台版『女優』~あなたには、人生を変えるチャンスがあるわ~ 公演情報 株式会社ヒューマンピクチャーズ 「舞台版『女優』~あなたには、人生を変えるチャンスがあるわ~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    キャスト設定に無理あり
    開演時間が30分遅くなっていて、しかもそれを知らない観客が結構いてスタッフにクレーム出しちゃってるご婦人がいらした。どういったミスなのか存じ上げないが観劇前から愚痴が飛び交ってました。苦笑!

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    さて、物語は岡田茉莉子演じる大女優にスカウトされた少女(西条美咲さん)が女優へと変貌していく物語なのだが・・、設定年齢に無理がある。大女優・夏木なながひと目見た瞬間に気に入った少女・朝倉きょうこは実は夏木の実の娘だった。という筋だが、どう転がって観たってなつき役の岡田は朝倉の祖母にしか見えないのだ。個人的に思うのだが・・推定年齢と実年齢にはそれなりの隔たりは付き物だが、これだけ違和感のある設定には少々どころか片目をつぶっても瞑れきれない見た目という実像がそこにあった。

    芝居は虚構なのだが、虚構にも虚構なりの枠組みというものがあってなぜ岡田をこの役付けにしたのかが理解できないのだった。そうして肝心の物語だが、ありきたりの物語でべたといえばべた。解りやすいといえば解りやすいのだが、今回の芝居を観劇してしみじみ思うことは俳優というものは、つくづく自分の意思で船をこげない豪華客船のようなものだと感じた。

    ワタクシは年間、相当数の小劇場の芝居を観る機会に恵まれてはいるが、そこで演じる役者らの夢はきっと映画や大きな舞台で演じられるような役者になりたいと思ってるのだと勝手に決め付けている。やはり役者をしているからには、そこそこ有名になりたいと思うのが自然なことだし、またそういった野心がなければ大成はしない。時代を捉える千里眼と才能と努力とチャンスと図々しさがなければとても俳優なんてやってられないのだ。

    それでもいつしか徐々に知名度が株式のチャートのように上昇気流にうまく乗っかったとしても、有名になれば成る程、今度はまわりにマネージャーやらスタッフやらがゾロゾロゴロゴロと馬鈴薯の子供みたいに本人の知らぬ間に大所帯になっていたなんてことが多い。そんな大所帯を養っていく為に俳優はあくせく働いて更に1年先のスケジュールまでも組まれてしまう。到底、自由も意思もへったくれもあったもんじゃない。

    だから夏木ななを演じた岡田は岡田の意思でなかったにせよ、受けていい役とダメな役はやはり、まわりが見極めて欲しいものだと思う。それでも芝居は充分に楽しめた。筋は完璧に予想はついたけれど、これを観劇してワタクシは幸福な自分を再認識出来たからだ。普通で居ること。普通に自由があること。そして、そこそこ自分の意思を通せるという感覚は最大の幸福なのだと思えたからだ。



    6

    2010/05/03 01:19

    0

    0

  • きゃる>
    なんだか、調子が悪いみたいですね。PC.

    >みささまのこのレビューの感想には感動しましたね。きちんと観て教訓を得ているという。すばらしいです。

    畏れ入ります。ってか岡田があまりにも、お気の毒で。

    >瀬戸内寂聴の随筆でも、谷崎が自分の好物を出さなかったと言って、料亭でお膳をひっくりかえして激怒したりするからみんな怖がって震えてたと書いてる。

    「わたしの渡世日記」でも同様のことが書かれてありました。あちこちで同じ行為を繰り返してたんですね。まったく迷惑な!笑

    商売をしていく上では奇麗事ばかり言ってられないのでしょうね。生活がかかってますから。銀座でも繁盛してれば宜しいかと。

    >販売店はメーカーに連絡してくれるか、連絡先窓口を教えてくれるだけです。修理や交換については値引き交渉と違い、店員の裁量でできることではないのです。

    ワタクシの場合はサービススタッフというのが出てきてその方がやってくれました。半年くらい前ですよ。PCの立ち上げは完璧店員がやってくれます。それじゃあ、物凄く有難いことなんですね?

    ><「電気系統や機械は仕組みをよく見て考えれば、直し方がわかるのよ」って。

    素晴らしいですね。ワタクシなど解体してみようものなら、元に戻すときには違った物に変形してますよ。笑

    2010/05/08 16:29

    みささま

    投稿ボタンを押したら、DBエラー2個という表示が出てパーになっちゃったんです。
    何ででしょう、こんなこと初めてです。

    岡田茉莉子さんは70代半ばくらいでしょう。高峰さんと10くらい違うのね。
    しかし、写真はやっぱり修正だったのですね。急にああなるはずないと思った。かえって安心した(笑)。

    このあいだ新聞見たら、ローレン・バコールという米映画の名女優が86なのね。もっと年上でとっくに亡くなったったかと思ってた。「カサブランカ」で有名なハンフリー・ボガードの奥さん。
    ああいうのを世紀の美男美女ビッグカップルというんでしょうね。

    みささまのこのレビューの感想には感動しましたね。きちんと観て教訓を得ているという。すばらしいです。

    立原は美食家というよりかなりの食通で有名です。立原が贅沢が好きな谷崎の舌を信用していませんでしたね。
    立原は文章も生き方も簡素で装飾を嫌い、妥協を許さず物事の本質をズバッと捉える実にまっすぐで激烈な生き方の人で、生理的にも谷崎は装飾過剰な厚化粧の文章と言って嫌ったようです。
    瀬戸内寂聴の随筆でも、谷崎が自分の好物を出さなかったと言って、料亭でお膳をひっくりかえして激怒したりするからみんな怖がって震えてたと書いてる。
    立原はそういう美食家ぶった行動を嫌う人でしたから、感覚が相容れないはず。
    わたしは2人とも好きな作家ですが。
    立原正秋の息子の潮さんは高校生のときに父をなくし、舞台俳優から板前に転身し、いま銀座で「立原」という料亭やってるそうです。
    最初は3年間限定で千駄ヶ谷の小さな懐石料理の店開いて、お父さんの関係の人に一切案内出さずに腕一本で始めたのでえらいなーと思ってたけど。恵比寿に進出したころから、有名人が通いだして、いまは出版関係の顧客が多いらしいです。立原正秋は、「銀座は料理の味のわからない成金客も多いから、親しい板前には銀座に店なんか出すなと言ってある」という人だった。生きてたら、認めなかったのでは、と思います。

    >そうでしたか・・、ワタクシは家電店でしか購入しないから、直接メーカーと交渉したことはありませんが、家電店の方が親切ですね。ワタクシなど生まれたときから方向音痴と機械音痴はセットで背中に張り付いてるようなものですから、パソコンを立ち上げるのさえ解らないんです。そういった場合、大抵、家電店で交渉して無料で立ち上げて貰います。

    今後のご参考までにお話しますと、家電全般において、家電量販店は購入後の不具合があった場合、たとえどんな理由でもメーカーのほうに話を回してしまいます。
    家電量販店が証明するのは「購入年月日」だけで、「購入後の製品の製造責任は負わない」からです。いくら「不良品を売ったのだから、新品と取り替えてくれ」と店長や店員に文句言っても通用しません。
    PL法もあり、製品の保証書に書いてあるように、いまは販売店とメーカーは責任分担ができている仕組で、販売店はメーカーに連絡してくれるか、連絡先窓口を教えてくれるだけです。修理や交換については値引き交渉と違い、店員の裁量でできることではないのです。
    昔は「電気屋に文句言った」とかいうことも聞きましたが、いまは田舎の電気屋なら簡単な修理くらいやってくれるでしょうけど、マイコン搭載の家電ではメーカーに頼むしかないですし。
    もちろん、メーカーでも交渉しだいで、保証期間外でも部品を無料交換してくれるところもあるので、PCのとき、わたしもメーカーに「買ってすぐに2度も壊れるというのはあんまりではないですか。こういう場合、無償修理が妥当でしょう」と言いましたが、メーカー側は「2度目の全交換は有償です」と譲りませんでしたね。
    PCの立ち上げサービスも、無料でやってくれるところはPC知識のある店員にやらせてるからで、最初から立ち上げや設置を有料サービスにしている家電店の場合は、メーカーの専門技術員に委託してあるので、技術料がかかり、いくら交渉しても無料ではやってくれません。
    PC修理後、戻ってきたときの設定や立ち上げも、夫は不得手なので、わたしがメーカーの技術者と電話でやりとりしながら自分でやりました。
    うちの母は、TVが旧型の真空管時代、町の電気屋が「メーカー呼んでください」とサジを投げた修理でも、自分で電気街で部品買ってきて直しちゃうくらい電気系統に強かったんですね。電気屋が嘘だと思って見に来て驚いてましたから。
    わたしもワープロのころは、会社で使ってた旧型機械のプリンタ部分が壊れたとき、自分で修理してました。別の社員がプリンタが停止してヒステリーを起こし、修理員を呼んだのですがうまくいかず、わたしがいじって直したら動きました。
    修理担当の人が「どこで教わったんですか。やり方合ってるし、うまいもんです」って感心し、上司も「今後は修理出張費が浮くので、お願いします」と喜んでた。
    教わらないけど、原理を考えていじっただけ。母はいつも言ってたので。
    「電気系統や機械は仕組みをよく見て考えれば、直し方がわかるのよ」って。もちろん、この時代の機械は手先でいじってどうにかなる範囲のものですけどね。私もいまの半導体となると、手も足も出ない。パソコンを自作する人もいますよね。若き日の母ならやったかもしれません。

    2ちゃんねるは、製品やサービスの参考になると言って、夫が見てるんです。それも、いつも購入後(笑)。今回の契約もわたしは反対したけど、自分がいいと思って選んだのでしょう。お金出すのはあちらなので。わたしはPCメーカーに勤めた経験もあるので、いま使ってる機種には不満ですが

    2010/05/07 21:40

    きゃる>
    そしたら岡田はいったいおいくつなんでしょうか?
    ワタクシの母が彼女のファンです。

    谷崎の美食っぷりを高峰はものすっごく褒めてらっしゃいました。まあ、執筆するのに悪口は書けないでしょうけれど・・。しかし、立原正秋が酷評したということは立原は自身が相当な美食家なんですか?

    やっぱ、新聞は当たるのでしょうか?新宿の格安チケットサービスでは小劇団のチケットが2枚700円くらいで販売してますよ。「当選おめでとうございます。」なんて劇団からの文章も添えてあります。笑

    そうでしたか・・、ワタクシは家電店でしか購入しないから、直接メーカーと交渉したことはありませんが、家電店の方が親切ですね。ワタクシなど生まれたときから方向音痴と機械音痴はセットで背中に張り付いてるようなものですから、パソコンを立ち上げるのさえ解らないんです。そういった場合、大抵、家電店で交渉して無料で立ち上げて貰います。困るのは店員が何かPCのことで質問されるのですが、その質問自体が解らない。「何ですか?ソレ」の応酬ですよ。で、店員はめんどくさくなって、「暇を見て自分が立ち上げておきますから5日後くらいに取りに来てください。」と根負けするのです。ワタクシ、決してガメツク時間稼ぎしてるわけじゃあないのですよ、本当に無知なので、質問の単語が解らない。苦笑!

    >2ちゃんねるでも、「ここと契約しないのが一番」と書いてあった(笑)。

    2ちゃんねるなんか見てるのですか。笑

    2010/05/07 01:26

    みささま

    岡田茉莉子は高峰秀子よりずっ後輩で共演も少ないので登場しないんでしょ。岡田は岩下志麻の少し先輩。岡田と有馬稲子はライバルで仲悪かったそうです。

    >文豪・谷崎潤一郎の書いた小説が映画化されたものが多いから、俳優らとの交際も広かったようですね。確か最愛の奥様はよその奥様だったのに略奪したのでしたよね?美食家で有名な谷崎はエネルギーも半端じゃあない。笑

    佐藤春夫夫人でしたっけ。谷崎は美食家でしたが、真の味がわからぬ人と、立原正秋が酷評してますけどね。


    >いあ、きゃるさん、我が家にDVDの機械がないのですよ。TVもあまり見ないので、DVDは見ないと端から決め付け購入してないのです。まさに地で行くビンボーです。

    あ、ビデオでいいですよ。ビデオで出てます。うちはビデオもDVDも機械が壊れたまま面倒で購入してません(笑)。

    >チケプレなんかやってたのですか?知らなかった・・。

    チケプレはコリッチではなく、新聞でやってたんですけどね。

    >きゃるさん、買って1週間だったら、新品と取り換えて貰わないとダメですよ。そこは政治家じゃあないけれど圧力も必要ですよ。たった一週間なんですから。割に面と向かって言えないんですね、ここでは「止めて!」って止めるほど言い過ぎる時があるのに。笑
    次回から店員にはガツン!って言ってやったほうがいいですよ。

    もちろん、1週間のときは、機械は全とっかえだったんです。言えないどころか、もちろん、ガンガン言ってやりましたとも。面と向かって言えないというような卑怯な性格ではないですが。CoRichでは相当悪く思われてるのね、わたし(笑)。ただ、この場合は、パソコンとサーバーが一体化した特殊契約なので、家電店の店員は全くノータッチなんです。家電店で買ったのではないので。相手は店員ではなく、メーカーの窓口なので、電話で交渉するしかないんです。もう、毎日のようにやりあいましたし、粘り強く長時間交渉したけど、「機械はあたりはずれがあるので不良品ではありません」の一点張り。わたしは営業職も経験してるから交渉ごとは得意ですし、たいていの件ならこちらに有利に説得できますが、「規則ですから2度目以降は有償です」と相手は聞き入れませんでしたね。みささまが交渉しても、同じ結果だったと確信しますよ(笑)。契約したのは夫だけど、夫は契約は解除したくないというし、しょうがないでしょう。とにかくヒドイ会社。2ちゃんねるでも、「ここと契約しないのが一番」と書いてあった(笑)。




    2010/05/06 23:17

    きゃる>
    かなりやせて顎の線がシャープになったように見えるのは写真家の腕と修正によるものです。笑
    だいたい、ここの小劇場って初めて行ったのだけれど、芸術劇場の小ホールよりも酷いです。観客椅子は設置されたものではなく、パイプ椅子のようなものを置いただけの段差は皆無の平面設置でした。よくこんなちっさな劇場に出演する気になったな、とワタクシ自身が驚いたほど。

    岡田茉莉子って高峰秀子と同世代でしょうか?いあ、今でも綺麗ですよ。綺麗ですが年齢設定に無理があるし。

    小津安二郎は、現在熟読している「わたしの渡世日記」に登場していますから、少しは解るようになりました。しかし、岡田はこの本には何故か登場してないですね。で、「高峰秀子の流儀」は斎藤明美著者ですね。図書館で購入してくれました。希望したものはとりあえず何でも購入してくれるので近所の図書館はワタクシのパトロンみたいなものです。笑

    文豪・谷崎潤一郎の書いた小説が映画化されたものが多いから、俳優らとの交際も広かったようですね。確か最愛の奥様はよその奥様だったのに略奪したのでしたよね?美食家で有名な谷崎はエネルギーも半端じゃあない。笑

    大スター岡田の実像は地味で堅実ということですね。
    いあ、きゃるさん、我が家にDVDの機械がないのですよ。TVもあまり見ないので、DVDは見ないと端から決め付け購入してないのです。まさに地で行くビンボーです。

    演劇実験室◎万有引力って劇団は観たことないですね。

    >「くるみ割り人形」の幻想音楽劇なんだけど、不思議の国のアリスみたいな仕立てで、舞台美術も衣装もきれいだし、美とアングラ気分満載だった。

    ファンタジーですね。好みです。チケプレなんかやってたのですか?知らなかった・・。
    しかーし、いつまで公演してるのか知りませんが、すでにスケジュールは満杯です。泣!

    きゃるさん、買って1週間だったら、新品と取り換えて貰わないとダメですよ。そこは政治家じゃあないけれど圧力も必要ですよ。たった一週間なんですから。割に面と向かって言えないんですね、ここでは「止めて!」って止めるほど言い過ぎる時があるのに。笑
    次回から店員にはガツン!って言ってやったほうがいいですよ。ワタクシなどニコニコしながら無料で修理してもらいます。(サイテー!笑)

    2010/05/06 19:47

    みささま

    いやー、実はこの芝居のフライヤーをきょう、笹塚ファクトリーへ行って初めて手にとり、知ったのですよ。
    最初、「岡田茉莉子」という名前が目に飛び込んできて、「え?最近、同姓同名の女優が出てきたの!」って思った。それほど、別人に見えた。かなりやせて顎の線がシャープになったもんで。で、裸の若い女優を抱えてて、やたらイケメンの俳優がズラーッと並んでて、ゲテモノくさい匂いがした!(笑)
    だって、岡田茉莉子がよくこんなわけわかんない企画を受けたなーって。
    相当おだてたんだろうなー。「伝説の女優は岡田先生以外にいません」とかなんとか。
    で、みささまがこの芝居をごらんになってるので、この芝居をチョイスしたとはさすがチャレンジ精神というか(笑)、いや、良い意味で言ってるのよ、これ。毒を喰らわば皿までもっていうか、ねぇ。
    食べてみなくちゃわからない、何でも観ておこうという(原作の小説は有名なの?)
    で、すぐネタばれをあけました。
    確かに祖母の年代だわねぇ。無理でしたか。ま、杉村春子や森光子の17歳もあったからねぇ、舞台はごまかしがきくと思ったのか・・・。宣伝スチールはきれいだったけどね。
    岡田茉莉子は20代のときがやっぱり一番輝いててよかったと思う女優です。
    美人でスタイルがよくて頭が良くてコケティッシュで、21歳くらいでもすごく演技がうまかったもの。いまの20代の女優とは比較にならない演技力。
    だいたい、何も勉強しないで出たデビュー作「舞姫」が16くらいなのに、ダイコンじゃないスゴイオーラだったものね。
    年をとってから役に恵まれないというか、しぼんだというか、TVなんかもいつもつまんなさそうな顔して脇で出てるのね。ダンナの吉田喜重監督が日本のヌーベルバーグともてはやされても、いまいち認められてなくて、経済的にもずっと彼女が支えてきたわけで。近年の吉田監督は師匠の小津安二郎研究家みたいな仕事が増えて、海外へも講演して忙しいようです。
    岡田茉莉子は、最近、ゴーストライターなしに自伝を出しましたから、一読をオススメします。
    彼女は一世を風靡した伝説の美男男優岡田時彦と宝塚の男役スターの間に生まれ、サラブレッド女優としてデビュー。芸名は岡田時彦のファンだった文豪・谷崎潤一郎が名付け親。でも、幼時に父は他界して、父の存在をなぜか母は隠して育てたそうです。岡田茉莉子さんは時々能楽堂でお見かけするけど、いつもカーディガンとかの清楚な普段着で来ていて、和服とかで女優ぶった態度ではない、ふつうの奥様風。直接インタビューした友人の話によると、母子家庭だったこともあり、生活面も節約が身についていて、毛糸が高価だった時代に育ったので、スターになってからも趣味は編み物で、家族のものをよく編んで、自分で作った毛糸のブローチを大切にしてるそうです。
    出演映画も松竹のDVDがたくさんあると思うので観てください。彼女による自薦の1作は「秋津温泉」(夫の吉田と出会った作品)だそうだけど、「集金旅行」も“みさ好み”の雰囲気のコメディーだと思いますよ。
    みさ好みといえば、演劇実験室◎万有引力って劇団、ごらんになったことありますか?
    きょう、昨夜そこのアングラ芝居を笹塚ファクトリー観てきたけど、最高に楽しくて、みささんが観たら良い点つけると思った。のちほど、レビューUPするので、お時間あったら覗いてみてください。
    「くるみ割り人形」の幻想音楽劇なんだけど、不思議の国のアリスみたいな仕立てで、舞台美術も衣装もきれいだし、美とアングラ気分満載だった。万有引力のほかの作品もみささんが好まれるかどうかはわからないけど、この作品はまちがいなく好みだと思いました。
    子供たちも来ていて、ビックリ。バレエの「くるみ割り」は子供に人気演目だけど、グロテスクな化粧は怖くなかったかな。チケプレで来た親はアングラと知らないで連れてきたのかも。でも泣き出した子はいなかった。
    同じアングラでも、唐十郎のと違って哲学的だけど難解さはなく、昭和初期の貧乏くささや成人映画的なエロはなかったです。

    ※マウスは最近買い換えました。いえ、マウスが新しいときでも、このPCのデバイスの接続部分にもとから欠陥があって、2度修理したのだけど、また最近ダメになってきた。修理費がすごく高くてね。最初の修理は無償だったけど、買って1週間だったから。次の修理費は全とっかえに近い値段とられた。1年以内なのに、有償の範囲だとか言われて。

    2010/05/06 04:38

このページのQRコードです。

拡大