実演鑑賞
満足度★★★
第一部は詩の朗読と宮沢賢治マニア、川島むーさんによる講演。本多千紘さんがピアノと効果音を担当。
①冬と銀河ステーション
②岩手軽便鉄道の一月
③シグナルとシグナレス
④青森挽歌
第二部はひとり語り芝居。
⑤土神ときつね
宮沢賢治に興味がある人は観に行って損はない。会場のあさくさ劇亭も以前より気になっていたが味がある。幕間で換気の為、扉を開け放つと、そこは路地で犬の散歩の人達が往来。
②の樹々が凍ってキラキラと反射して光っている様子を「鏡を吊し」と表現。美しい。
③は信号機の恋物語。何でも擬人化してしまう。
④は死んだトシを捜して列車に飛び乗り、何処までも彷徨う宮沢賢治の魂。
まだまだ面白い宮沢賢治の世界。入場料も安いので是非観に行って頂きたい。