満足度★★★
二階堂瞳子の体当たり演技に拍手。不思議な芝居だ。普通より三割は早いと思われる台詞テンポで、普通より三割は多いと思われる台詞を役者ははき続ける。そしてそのリズムは劇中、どんどん加速していく感じだ。猫を売る女と、居酒屋の物語をからめながら、現代の病巣を象徴的に描いている。ストレートプレイのようであり、アングラのようであり、さまざまな顔を見せながら少し消化不良のまま、突然終わってしまったという感じを受けた。二階堂瞳子の体当たりの演技には拍手を送りたい。
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2010/04/25 23:47
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