そしてナイチンゲールは歌う… 公演情報 劇団民藝「そしてナイチンゲールは歌う…」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    戦争の悲惨さは余りなく
    むしろコミカルでポップな作品だった。ミュージカル風にジョイス(桜井明美)とエリック(吉田正朗)が歌うシーンがあるのだが、これが素人以下の下手さ。いくらなんでもあれはマズイ。特に歌を入れなくてもよかったような気がするのだが・・・。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    戦時中の家族の生活を中心に描いた作品だが、戦時中の香りはあまりない。外では空襲警報がなったりするのだが、なにせこの家族ら自身がみな、楽天家なのだ。生まれつき足が不自由な長女ヘレンを中地美佐子が演じ、一方で節目節目にふっと芝居から抜け出してナビ役も務めていたが、案外それらに違和感はなくむしろすんなりと溶け込んでいた。

    ストット家の人々は戦争が始まったというのに祖父(里居正美)はペットの葬儀に腐心し、炭坑労働者の父(杉本孝次)はピアノに夢中。母(日色ともゑ)は教会を解雇されそうな神父のことで胸を痛める一方、妹(桜井明美)は恋人からのプロポーズの返答に悩んでいた。そんなバラバラな家族をどこか遠巻きに眺めていたヘレンは、やがて軍人と恋に落ちていく。

    誰かに抱かれてるって、それで眠るって、それで目を覚ますって素敵!なんて夢見心地だったのもつかの間、軍人・ノーマンは既婚者だったことから、ヘレンの恋は転げ落ちるようにぬかるみにはまっていく。それでもヘレンは自分の運命を受け入れノーマンと暮らしたいと母・ペギーに相談するもペギーが納得するはずもなく家族は一時的にバラバラになりかける。そしてヘレンは家を出てしまう。

    至福な時は長く続かないもので、やがて・・・、戦争が終わるとノーマンはヘレンから去って妻の元へ帰ってしまう。こうしてヘレンはストット家に戻り一家は相変わらず、それぞれが勝手なことばかり話し、その内容はかみ合わないが賑やかな家族の風景を描写し幕を閉じる。

    舞台はごくごく普通の家族を描写しているようだが、楽天家の母・ペギーがこの家族の代表格でもあるかのように家族を仕切り、家族というカラーはつくづく妻が作り出すものだと実感させられる。だから・・、それぞれの悲哀を包み込むようにいつも家族は暖かいのだ。と納得させられる舞台だった。健気なヘレンの吐くセリフにほろっとさせられて、愛とか家族とか、当たり前にそこにあるものじゃなくて積み重ねなんだな、ってしみじみ思う。勇気をもらった作品といえる。

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    2010/04/24 01:39

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  • みささま

    >PTAは何をしてたのでしょうか?

    この担任はPTAにはとても受けがよかったのです。PTA役員の子女を露骨にえこひいきしたし、一緒に赴任してきた新校長のお気に入りだったこともあり、体罰についても父兄に支持されていて批判は出なかったのです。私立中学受験も妨害され、内申書をギリギリまで書いてもらえず、母が日参して頼み込みました。この担任と校長は強硬な公立校推進派なのでやむえないと思っていましたが、あとで知って驚いたのは、私以外の児童の私立受験にはまったく反対せず、むしろ協力的で早々に内申書を出していたのです。「読書や勉強に熱中するやつはクズだ。小学生は体育ができたほうがよい」とまで言われました。私を擁護した教頭や他のクラスの担任とは口も聞かず、職員室にも冷え冷えとした空気が漂っていました。異常ですね。

    2010/04/30 01:27

    きゃる>
    東京裁判でA級戦犯として処刑された方々は本当に戦犯だったのか、真意はどうなんでしょうか?こういった戦争犯罪は負け国だから、裁かれたのであって、同じ事をしても勝ち組だったなら、裁かれなかったはずですし、大体、裁判自体も不平等だったはず。


    >あ、同じですね。水瓶座ですか?

    いえ、魚座です。ですからロマンチストですよ。ロマンを追いすぎて成就出来ないですが・・。笑


    >「きょうの敗因は、おまえのせいだ。うちのクラスにいたことが悔やまれる。いまからみんなで責めていいぞ」って言って、みんながいっせいに私を罵倒した。


    酷い教師ですね。ワタクシ、思いますが教師という職業は勉強が出来るだけの人がなってはいけないと思います。多くの生徒を指導し育成する立場ですから、人格的にも適性がないとその教師に教わったクラスの子は歪んでしまいます。
    PTAは何をしてたのでしょうか?ワタクシの育った所は田舎でしたから、あまりにも酷い虐めはなかったですよ。男子はあの事件以来、借りてきた猫のように大人しかったですし。笑


    2010/04/29 12:42

    みささま

    滝澤修は、城山三郎の「落日燃ゆ」という開戦に反対した文官でありながら東京裁判でA級戦犯として処刑された広田弘毅を描いた小説が原作のTVドラマで、広田を演じたのが素晴らしく、長く、私の中での広田弘毅のイメージは滝澤修です。最近、北大路欣也の広田役でもTV化されましたが。その後、獄中の様子を絵入りで描写した戦犯の私信が発見されたという新聞記事を読みました。その戦犯の文章によると、広田ははためにわかるほど死刑判決に動揺して「死にたくない」と怯えていたということが書いてあったそうです。その戦犯は別の上司を尊敬していたためか、広田に対し、冷ややかな感情を持っていたようです。城山三郎は広田に感情移入して書いていたので美化された点も否めないですが、戦争に反対した立場でありながら自らの責任は認め、従容として死に赴いたとされる広田のイメージとは大きくかけ離れており、記事を読んだあとは複雑な思いでした。


    かねてより、メッセージに関するみささまのお考えは存じておりますので、それだけに、公開の場での意見交換はありがたい機会と思っています。また、今回、ここに改めて、お考えを述べていただいたことに感謝いたします。私事でときには脱線気味のわたくしではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

    >ワタクシも2月生まれですよ。笑

    あ、同じですね。水瓶座ですか?

    >生まれた瞬間からライバルが居て良くも悪くも、子供心に上を手本にこうしたら叱られるんだな、という教訓を身で感じますから・・。笑

    それはあると、よく聞きますね。でも、下の子の面倒を見る上の子も、しっかりしてますね。同級生
    なんか、お母さん代わりの子もいたし。

    >担任が代わって成績がアップしたというのはどういった仕掛けですか

    4年生まで算数の基礎がまったくできてなかったのが、勉強のコツがちょうど掴めた時機だったんでしょうね。私は体育が苦手でね。代わった担任は体育重視の人で、「読書が趣味なんて軟弱だ」って言う。クラス対抗の球技大会でうちのクラスが負けたとき、「きょうの敗因は、おまえのせいだ。うちのクラスにいたことが悔やまれる。いまからみんなで責めていいぞ」って言って、みんながいっせいに私を罵倒した。その瞬間、周囲がモノクロ画面に感じ、みんなの声が耳に入らなかったです。次に、苛めがこわくて、足が遅いのに対抗リレーで死ぬ気で走ったら、わたしのゴボウ抜きでクラスが1位になったんです。クラスのみんなは手のひらを返したように「あなたのおかげ。よく頑張った」とお礼を言ってくれたけど、今度は負けたよそのクラスの子が「おまえのせいでうちが負けた。いつもビリのくせに」と、石をぶつけてきた。あちらを立てればこちらが立たず。
    図書室の司書教諭が「読書感想文を書いてわたしに見せてごらんなさい」と言うので提出したら、勝手に東京都のコンクールに出したようで、入選してしまったんです。その日の朝礼で表彰式があるといきなり教頭に言われて驚いていると、事情を知った担任が「コンクールなんて目立つ、よけいなことしやがって」とわたしを殴ったんです。全校生徒の前に出て拍手されても、担任がものすごい形相で睨んでるので、ずっと下を向いてました。涙が止まらなかった。
    「おまえのようなやつは将来就職しても、昼休み、屋上でバレーボールができないぞ」って担任が言ったけど、わたしの就職するころ、そういう風習はなくなってた(笑)。
    東京オリンピックのころで、担任は熱狂してたから。

    2010/04/29 08:08

    きゃる>
    >滝澤修は女優に手が早いので有名だったそうで、お手付き女優が出世するんじゃないかと邪推してましたよ。潔癖な宇野と気が合わないという話はわたしも聞いてた。

    な、なんとな?!女優に手が早いってww。
    無名の女優に対する虐待みたいなもんですわね。小劇場の女優さんたちも気をつけてくださいねー。男性の中には愛なんてかけらもないのに「うまくやれればいい」なんつって考えてる獣もおります。

    >昨日確認はしてたのですが、「きゃるが次々レスしてくるからNo.2まで作らなくちゃなんないよ。ウザイ!」と思われてるのではないか、と、気にしておりまして、少し、控えておりました(笑)。

    いあいあ、ワタクシの事ですからそう感じていれば、はっきりくっきり申し出ます。大丈夫ですよ、安心して下さい。笑


    >「きゃる、こんな私語は個人メッセージですませろよ」と思っていらっしゃるかたも多いのでは、と気にしております。


    ここで誤解のないように書かせていただきますが、ワタクシは余程でない限り個人的なメッセージでのやり取りは遠慮させて頂いております。中には既婚男性なのにメッセージで根ほり葉ほり個人的な事を詮索されるメンバーもいらして、どういうつもりなのかと不思議です。独身男性ならまだしも・・・。更に、他のメンバーの情報まで教えてくれる。そうしますと、当然ながら多数のメンバーとメッセージでやりとりしてるのを露呈してるようなものです。勘ぐれば、聞かれたことに答えたワタクシの情報も流されてると考えたほうが賢明でしょう。

    メッセージというのは他の人の目にさらされない分、個人的な内容になってしまいますし、知らないうちにそちら側に流されてしまうこともあります。言葉とは取りようによっては悪にもなるし善にもなるのです。また人によってはメッセージはネガティブになり易いですし、世の中というのは善意で動いたつもりなのに、結局誰かを不幸にしてしまうということが往々にしてあります。

    ここでのワタクシの立ち位置はあくまでも中立でいたいと考えております。仕事から離れることのできるかけがえのない趣味なのです。その一線を崩したくはありませんし、また、一部の特定のメンバーと仲良しになりたいわけではないのです。元々群れるという事を避けて生きてきた分、そういう相手を必要としません。趣味がごっこ仲良しになるのを一番恐れるのですよ。
    必要以上に仲良くなりますと、相手も感情のある人間ですから、もっともっとと、こちらに甘えてきますし、要求するようになるのです。

    冷たい言い方かも知れませんが、一線を越えることなくやわらかく淡白に接することで、ワタクシのこりっちでの投稿活動が長く保たれるのだと確信しています。
    勿論、劇団側からの「招待メッセージ」は有難く頂戴しておりますし、演劇に関するメンバーからのメッセージも有難く教えて頂いております。


    >母は送り迎えしたといっても、学校までじゃなくて、家の近くでやってたんですけどもね。

    お母様は厳しいだけではなくてお優しい面も十分に持ち合わせてらしたのですね。以前、きゃるさんのコメントに厳しく育てられて、うんぬん・・がありましたので、一人が好きで厳しいお母様だったのかな?と思っていました。
    ワタクシも2月生まれですよ。笑

    >下にきょうだいがいる人って、しっかりしてるでしょう。

    いえ、上に兄弟がいる人の方がしっかりしてますよ。生まれた瞬間からライバルが居て良くも悪くも、子供心に上を手本にこうしたら叱られるんだな、という教訓を身で感じますから・・。笑
    何事も訓練といいますが、そういった訓練によって鍛えられます。

    >でも、5年のときから担任が代わって、成績が急にアップした私を目のかたきにしてクラスの苛めを煽動したので、すごく辛かった。

    担任が代わって成績がアップしたというのはどういった仕掛けですか?

    2010/04/28 12:06

    みささま

    だから、武闘家じゃないって(笑)


    >きゃるさん、それ、マジですか?!ほんまサルですわね。現実にあるんですね~、そういったお付きって・・。

    ね、嘘みたいな話ですよね(笑)。当時、売出し中の真野響子の新聞の紹介記事に書いてあった。うちの父が爆笑してたけど、父の情報によると、滝澤修は女優に手が早いので有名だったそうで、お手付き女優が出世するんじゃないかと邪推してましたよ。潔癖な宇野と気が合わないという話はわたしも聞いてた。

    掲示板のこと、ご配慮ありがとうございました。
    昨日確認はしてたのですが、「きゃるが次々レスしてくるからNo.2まで作らなくちゃなんないよ。ウザイ!」と思われてるのではないか、と、気にしておりまして、少し、控えておりました(笑)。
    脱線続きで恐縮してるんです。これでも(笑)。なるべく、本題に戻ろうと努力はしてるのですが(笑)、お許しくださいませ。
    「きゃる、こんな私語は個人メッセージですませろよ」と思っていらっしゃるかたも多いのでは、と気にしております。

    性格の変化・・・そうですね。こんちくしょう、と言う根性は少しは出てきましたね。ただ、芯が弱いというか、へたれなんですね。
    母は送り迎えしたといっても、学校までじゃなくて、家の近くでやってたんですけどもね。わたし、2月生まれなので、同級生でも実質1歳下の組で、やはり、小学生のときの1歳の差は大きかった気がします。いろんな意味でついていくのに精一杯というか。で、下にきょうだいがいる人って、
    しっかりしてるでしょう。同級生のお母さんがたの間でも頼りなく見えたらしく、小学校低学年のときは「おとなしくて、かわいい」って、いろんなお母さんが放課後もお宅ですごく親切に面倒見ていただいたので、母も解放された(笑)。2年生くらいから苛めも特定の子以外なくなりました。
    でも、5年のときから担任が代わって、成績が急にアップした私を目のかたきにしてクラスの苛めを煽動したので、すごく辛かった。親には話してなかったんですが、察したらしく、あるとき、父が「しばらく休んで、旅でもしようか」って強制的に休まされて旅行に。学校の授業はそのころは常に100点とれるくらい個人の勉強のほうが授業より進んでて影響なかったので休んだんです。そしたら、担任がさすがにやりすぎたと思ってあわてたんでしょうね。クラスで話し合いの時間を作ったそうで、休み明けに登校したらみんながやけに親切になってた(笑)。

    2010/04/28 09:59

    きゃる>
    >婚約したとき引退の記事が地元の新聞に載った程度に、関西では名の知れた若手舞踊家でしたから、芸能界に知人は多かったですね。

    お母様って舞踏家だったのでしたか、きゃるさんは武闘家でしたよね?


    >新劇の番頭格の制作部スタッフ(幹部プロデューサーもスタッフですが)の場合は70代の人もいますから、そういう人ではないでかと思うのですが。

    あ、ではそういった方ですね。小劇場ではついぞ見たことがないものですから、重鎮かと思ってしまいました。笑

    >女優の真野響子は若手のころ、重鎮、滝澤修のスリッパを懐で温めて、役が付いたと言う人です。まるで木下藤吉郎(笑)。


    きゃるさん、それ、マジですか?!ほんまサルですわね。現実にあるんですね~、そういったお付きって・・。

    >壮絶ですねぇ。深作欣二の映画みたい。私よりみささまのほうがよほど武闘派ですわね(笑)。

    はい。いじめっこの相手さえ間違わなければ、ワタクシはヒーローでした。
    当の苛めた男子は恐れをなして隣の教室に逃げたそうです。で、幼馴染は「みさちゃん、違う!違う!」とパニクって「大変!大変!」と頭の中でも警報が鳴ったらしいのですが、声がよく出なくて、ただただ、おろおろしていたようでした。飛びかかった獣の耳にそんな儚げな外野の声はまったく入りませんでした。それでもこの事件からいじめっ子という存在自体がなくなりました。


    >ときどき、心配で教室の窓の下まで覗きにこっそり来たそうで、もちろん先生は気づいてたとか。いまの雅子妃みたいですね(笑)。


    いかがです?大人になって性格は変わりましたか?笑
    掲示板のほうはNO2として返信しておりますよ。ご確認くださいね。

    2010/04/28 01:17

    みささま

    民藝が即スターの登竜門ではなかったけど、劇団員外でも、民藝で勉強する人は多かったですね。有馬稲子も既にスターになってから一時期、籍を置いてた。

    >吉行和子は作家・吉行の妹なので存知ております。確か吉行はヌードになったことがあったような気がします。映画だったかなぁ?

    「愛の亡霊」で脱いでますね。

    >きゃるさんのお母様って、お顔が広いですね。特に芸能関係に広そうです。

    婚約したとき引退の記事が地元の新聞に載った程度に、関西では名の知れた若手舞踊家でしたから、芸能界に知人は多かったですね。

    >いあいあ、老齢の方でしたから、スタッフという感じではなかったですよ。

    すみませんでした。ちなみに、小劇場みたいに切符もぎりのぺえぺえのスタッフと同一ではないですが、新劇の番頭格の制作部スタッフ(幹部プロデューサーもスタッフですが)の場合は70代の人もいますから、そういう人ではないでかと思うのですが。私の知ってる例では新劇のある劇団最古参の制作スタッフは、もう75歳ですからね。元は俳優ですが、いまは俳優を引退して、制作部にいて、受付に立ってます。私が言ったのは民藝の大滝秀治クラスの有名な重鎮俳優が受付には出ることはない、という意味です。新劇の重鎮は、付き人の若手劇団員がすべての雑用をしてくれる雲の上の存在です。女優の真野響子は若手のころ、重鎮、滝澤修のスリッパを懐で温めて、役が付いたと言う人です。まるで木下藤吉郎(笑)。
    いま、大滝秀治が受付に出たら、TVのCMで人気のおじいちゃんだからサインしてくれとか、パニックになるでしょうからね(笑)。
    少なくとも、私の知ってる民藝のあの俳優ではなさそうですが。私より若いし、まだ老齢というほどではないので。舞台ではまだ30代の役を演じています。みささまの世代から見たら老齢かもしれないけど白髪ではないです。民藝はHPに劇団員の顔写真が載ってるから、俳優なら誰だかわかると思いますよ。

    >ワタクシ無言でその男子にとびかかって行ったんです。こちらは無我夢中でしたから、これから先はあまり覚えていませんが、後から聞いた話では、その男子に殴りかかって離れなかったらしいのです。そのうち相手も抵抗してきましたが、それでもワタクシは髪振り乱して泣きじゃくりながらも、そのグループとやりあってたようでした。大騒ぎのそのイベントを聞きつけて先生が止めに入りましたが、こっぴどく叱られたのはワタクシの方でした。なんでも指で差した相手が違ったようでした。それからというものワタクシは学校中で知らない人が居ないほど有名になりました。後にも先にもワタクシが卒業するまで幼馴染もワタクシも苛めというものとは皆無でした。
    今でも同窓会でその伝説を話されますと身が縮む思いです。当時の被害者の男子は今でも「あんな恐ろしい体験は思い出したくないけれど、忘れられない。」と恐怖に歪んだ顔で粗筋を再現してワタクシに聞かせます。つまり・・許せないんでしょうね~。。笑

    壮絶ですねぇ。深作欣二の映画みたい。私よりみささまのほうがよほど武闘派ですわね(笑)。
    私は子供のころ、声が消え入りそうに小さく、気が弱くて、小1のとき、あまり泣かされて帰ってくるので、1年間、毎日母が送り迎えしたほどです。不登校になればよかったのかも。昔はどんなに苛められても不登校の子っていなかったですから。
    ときどき、心配で教室の窓の下まで覗きにこっそり来たそうで、もちろん先生は気づいてたとか。
    いまの雅子妃みたいですね(笑)。

    >古谷一行といえば不倫問題で有名になった俳優ですよね?違いますか?

    不倫というか、一度、ロケ中の一夜の浮気、ゴシップがありましたね。


    >それ見たかったですね。残念です。

    うーん、ショックでした。彼のお父さんの失言は許せなかった。底意地が悪いというか、相手が学生でも、お客に対して言うことじゃない。こちらが言ったのは美醜の問題ではないのに。いくら何でもブスを美人に撮れ、とは言いませんよ(笑)。あの写真館は、学校にもっとも近いのに、指定の写真館になれなくてひがんでたって噂ですけどね。

    2010/04/27 23:17

    きゃる>
    >このフライヤーが素敵ですねぇ。外国映画みたい。観たくなる。

    ええ、フライヤーの威力ってありますよね、フライヤーで物語を想像しますから・・。

    いえ、宇野重吉は存知ております。寺尾聡の父って程度ですが・・。
    「民藝」のオハコって「アンネ・フランクの日記」だったのですか。こうやって一つ一つ教えて頂きますと有難いです。そうしますと「民藝」の劇団員になることがスターへの近道ともいえるのですね?
    吉行和子は作家・吉行の妹なので存知ております。確か吉行はヌードになったことがあったような気がします。映画だったかなぁ?

    >母は彼の父、山村雄輝の知人だったので、その日、ピーターに遭遇して驚いたそうです。

    きゃるさんのお母様って、お顔が広いですね。特に芸能関係に広そうです。


    >受付にいる紳士って、きっと制作側の人でしょう。顔を知られた幹部級の俳優が受付に出て、手伝いすることは、まずないですから。
    でも、そのお話を伺うと、お客に対してずいぶん感じ悪いスタッフなんですね。


    いあいあ、老齢の方でしたから、スタッフという感じではなかったですよ。あの年代の方にとってはワタクシなどひよっこみたいなもんでしょうから、ああいった話し方はされますよね。ご本人はついぞ失礼だなんて思ってないのだと思います。娘に話すような感覚なんでしょうから。ワタクシ自身も年下からそんな言葉づかいされた日には、無言でとびかかりますが、まあ、老齢でしたので・・。

    とびかかるで思い出しましたが、小学生の低学年だったと思います。仲良しの幼馴染が男子に苛められて顔に青タンを作ってシクシク泣いてた所をたまたま通りかかったんです。ワタクシ「誰にやられたの?」と聞いたら、彼女が泣きながら震えるちっさな手でこっちを見ている男子を指差したんです。ワタクシ無言でその男子にとびかかって行ったんです。こちらは無我夢中でしたから、これから先はあまり覚えていませんが、後から聞いた話では、その男子に殴りかかって離れなかったらしいのです。そのうち相手も抵抗してきましたが、それでもワタクシは髪振り乱して泣きじゃくりながらも、そのグループとやりあってたようでした。大騒ぎのそのイベントを聞きつけて先生が止めに入りましたが、こっぴどく叱られたのはワタクシの方でした。なんでも指で差した相手が違ったようでした。それからというものワタクシは学校中で知らない人が居ないほど有名になりました。後にも先にもワタクシが卒業するまで幼馴染もワタクシも苛めというものとは皆無でした。
    今でも同窓会でその伝説を話されますと身が縮む思いです。当時の被害者の男子は今でも「あんな恐ろしい体験は思い出したくないけれど、忘れられない。」と恐怖に歪んだ顔で粗筋を再現してワタクシに聞かせます。つまり・・許せないんでしょうね~。。笑

    古谷一行といえば不倫問題で有名になった俳優ですよね?違いますか?


    >前髪のラインが坂になってすごく変になっちゃって、・・・


    それ見たかったですね。残念です。

    2010/04/27 20:03

    みささま

    このフライヤーが素敵ですねぇ。外国映画みたい。観たくなる。

    みささまはTVや日本映画をあまりごらんにならないので宇野重吉をご存知ないかしら。
    日本の新劇を代表する俳優です。もう亡くなりましたが。宇野重吉は映画俳優の石原裕次郎や吉永小百合を公私ともに可愛がりました。「民藝」のオハコは「アンネ・フランクの日記」で、アンネ役がスターへの登竜門。のちに有名女優はみなこの役を経てきました。日色ともえも。吉行和子の名前はご存知でしょうか?彼女もアンネに抜擢された一人。唐十郎の「少女仮面」に出演するのを機に民藝を自主的に退団しました。当時、アンチ新劇で生まれたアングラと新劇は敵対していたのです。宇野は「そんな芝居に出ても何も得られないよ」と反対したそうです。寺尾聡って俳優・歌手をご存知ですか?彼も映画やTVの人だからご存じないかな。宇野は彼の実父です。

    >ピーターは元々がお踊りのお家柄ですので芝居には向いてるでしょうし、観客も妖艶チックな彼?彼女?を観たいと思うでしょうね。ワタクシは生でピーターを観たことはないですが、機会があればぜひ観たいと思います。

    以前、座・高円寺のすぐ近くに住んでたんだけど、高円寺にはよくミュージシャンが遊びに来てました。ピーターがデビューしたときも高円寺のレコード店にキャンペーンに来て、同級生がうらやましがってた。母は彼の父、山村雄輝の知人だったので、その日、ピーターに遭遇して驚いたそうです。ピーターはいろんな芝居に出ているので、今後ごらんになる機会も来ると思います。

    >自分で言うところが大迫力ですなっ。笑

    だってとても性格が悪く、人の神経を逆撫ですることしか言わない失礼なやつでしたからね。そのときも、上下や利害関係もないのに、上から目線で「あんたにでも頼もうかしら。とってみなさいよ」って感じ。困ったときだけ電話してきて、人を利用しようとする。チケットを手配したときも、われながら人の好さに心底呆れたんですよ。でも、芝居を見たがってるなら、何とかしてあげたいと思った。よくしてあげても、ちっとも人の心を汲まない。結局、その後、あまりの非礼さに絶交しました。私が絶交するってよくよくのことです。
    実のところ、その劇団員にも頼みづらかったですよ。本人の出てる芝居じゃないし、日ごろあまり民藝を観に行ってなかったから。


    >そういえば・・民藝の重鎮でしょうか?受付に年配の白髪紳士がいらして「はい、そっちで名前をいってね、チケットを受け取って。」なんつって観客に指示飛ばしてました。(苦笑!)

    民藝の重鎮と呼べるのは亡くなった滝澤修、宇野重吉クラスです。重鎮は受付になんか出てこないし、お客にえらそうに指示したりしないですよ。民藝の重鎮はいまなら、大滝秀治と奈良岡朋子ですね。

    >その劇作家は今はいらっしゃらないのでしょうか?

    だいぶ前に亡くなりました。

    >では、受付で指示を飛ばしてた紳士がもしかしたら幹部だったのでしょうか?なんだか偉そうでした。若いもんにはまだまだ任せておけぬ!みたいな焦燥感漂わせて、テキパキと捌いてる風でした。(一見では)


    その人は違いますね。彼は主演もする中堅幹部だけど、白髪ではなく、まだ若々しいですよ。とてもきさくで親切で謙虚な人です。例のチケットの手配をしてくれた知人は彼なのです。
    受付にいる紳士って、きっと制作側の人でしょう。顔を知られた幹部級の俳優が受付に出て、手伝いすることは、まずないですから。
    でも、そのお話を伺うと、お客に対してずいぶん感じ悪いスタッフなんですね。

    感じ悪いといえば、思い出した。昔、学校の裏に写真館があって、学生証用の証明写真を撮りに行ってたんだけど、そこの息子が古谷一行でまだ高校生だったの。古谷一行もTVが多いからみささまは知らないかな?有名な俳優です。お父さんが「うちのお兄ちゃんも近所の日大豊山に行っててね」と言ったらちょうど彼が帰ってきて、お父さんが「これがそのお兄ちゃんだよ」と言ったけど、そのときの一行氏の第一印象がすごく感じ悪くてね。で、お父さんにクシで髪をとかされて写ったら、前髪のラインが坂になってすごく変になっちゃって、写真写りが笑えるほど変で、感じやすい年頃だからマジで泣いた(笑)。いまでも忘れられない。親が見て「素人でもこんな写真撮らないよ。撮り直してもらえ」って言われ、提出期限が迫ってたので、担任に見せて事情を話したら「こりゃ、ひどいな。撮り直してもらったほうがいいよ」って。結局お金出して撮り直してもらいに行った。そしたら「美人はきれいに撮れるが、そうじゃない子はしょうがないだろ」って富士フィルム?(笑)「いえ、造作のことではなく、前髪が、ですね・・・」と説明すると、「うるさいねえ。どうだっていいじゃないか。美人じゃないんだから」って。料金はとても高いし、ブツクサ文句言われたうえ、わたしとは相性が悪くて、その後もカンシャク起こされたり、いろいろあって行かなくなった。ヘソ曲がりの偏屈な職人という感じ。うちの母方の祖父は一時期写真館もやってて、母も自分で現像する人でしたが、写真見て「これ、腕がよいとは言えないわ。プロならアラが出た写真なんかで金取らないわよ」って(笑)。
    その後、偶然、古谷一行の初舞台を見てるんだけど、顔を隠した群衆役だったので憶えてない。
    初舞台からまもなく、たまたま病院の待合室にあった週刊誌に「昼メロの奥様キラー」として何人かの若手男優と一緒に、彼の写真があって、「へー、あのときの・・・」って。ずいぶん長く、写真館のショーウィンドーに彼の大きな写真が飾ってありました。何年か前に通ったら、写真館はなくなってた。跡継ぎがいなかったから、お父さんの死後、廃業したんでしょうね。実家も郊外に移ったと聞きました。一行氏いわく、父親に性格が似てるそうです(笑)。

    2010/04/27 17:28

    きゃる>
    実はワタクシ、あまり民藝を観てないんですね。ですから、反戦やプロレタリア的な重苦しい芝居も存じ上げないのですよ。逆にこういった物語を演出するのが得意なのかと思っていたほどです。

    >池畑慎之介(ピーター)と組んで、明るいラブ・ロマンスの翻訳劇をやったらヒットして、チケットが完売したんですよ。

    ピーターは元々がお踊りのお家柄ですので芝居には向いてるでしょうし、観客も妖艶チックな彼?彼女?を観たいと思うでしょうね。ワタクシは生でピーターを観たことはないですが、機会があればぜひ観たいと思います。

    >わたしは生来お人好しなので

    自分で言うところが大迫力ですなっ。笑
    そういえば・・民藝の重鎮でしょうか?受付に年配の白髪紳士がいらして「はい、そっちで名前をいってね、チケットを受け取って。」なんつって観客に指示飛ばしてました。(苦笑!)

    >小野田勇という当代一の人気実力劇作家が書いた脚本で、とにかく面白かったですね。

    その劇作家は今はいらっしゃらないのでしょうか?

    >いまも残って民藝の幹部になっている人がいて、プロフィール見たら「特技はコント、ギャグを考えること」と書いてて笑えた。

    では、受付で指示を飛ばしてた紳士がもしかしたら幹部だったのでしょうか?なんだか偉そうでした。若いもんにはまだまだ任せておけぬ!みたいな焦燥感漂わせて、テキパキと捌いてる風でした。(一見では)

    「はい、名前は?」

    ワタクシ「え?なぜ名前を?」

    「名前を言わないとチケットを受け取れないでしょ。」

    ワタクシ「そうなんですか?でもチケットは手元にあるんです。」

    「じゃあ、そのまま進んで。」

    ワタクシ「荷物を預けたいのですが・・。」

    「はい、名前は?」

    ワタクシ「番号札ではないんですか?」

    「はい、名前をこの荷物に張っときますからね」

    意味ねーー。(苦笑!)

    2010/04/27 12:23

    みささま

    民藝も宇野重吉御大の時代には反戦やプロレタリア的な重苦しい芝居が多かったけど、最近は、ホームドラマ調の明るいものも出てきましたよね。
    恋愛に軍人が出てくる芝居がほかにもあったようだけど。
    民藝のもう一人の重鎮・北林谷栄さんは銀座育ちで、もともと明るい芝居がお好きらしく、もう30年近く前になるかしら、池畑慎之介(ピーター)と組んで、明るいラブ・ロマンスの翻訳劇をやったらヒットして、チケットが完売したんですよ。で、日ごろは民藝なんか観ない知人が電話してきて「あなたに頭下げたくないけど、こういうときは使わないとね。マスコミならそっち方面に顔きくんでしょ」って言うの。失礼な奴と思ったけど、わたしは生来お人好しなので唯一知っていた民藝の劇団員に頼んで関係者分を回してもらいました。その俳優は出演してなかったんだけど、とても親切な人だったので。
    以前、小沢昭一さんが話してたんだけど、「宇野と北林は仲悪くて、映画の撮影で一緒になると、双方が演技の悪口言ってくるんで参った」って。特に北林さんは辛らつだったそうです。かつて「銀座わが町」というNHKの人気ドラマで2人は商売敵で宿命の恋人同士という役どころを演じ、すごく面白かった。コメディータッチだったので。岸田今日子、森光子、黒柳徹子、フランキー堺、中村玉緒といった芸達者たちが脇を固めた豪華連続ドラマで、大河ドラマの現代版といったところ。商業演劇やTV双方で活躍した小野田勇という当代一の人気実力劇作家が書いた脚本で、とにかく面白かったですね。もうあんなドラマは無理ですね。このときの北林さんは、いつも農婦とか汚れ役が多かったのに、モダンで美しいおばあちゃん役でステキでした。若い頃から舞台では老け役が多く、ストレスたまってたのか、実に伸び伸び楽しそうに演じてましたね。
    民藝では、日ごろの反動なのか一時期「お笑いをやりたい!」という人たちがコント集団を立ち上げて、芝居打ってたのね。結構面白かったですよ。そのときのメンバーがキモサベポン太(是枝正彦)やザ・ニュースペーパーの渡部又兵衛で、彼らはのちに民藝を出たけど、いまも残って民藝の幹部になっている人がいて、プロフィール見たら「特技はコント、ギャグを考えること」と書いてて笑えた。民藝じゃコントやる機会はなさそうだけど、旅公演の宴会でやるらしい(笑)。

    2010/04/27 03:30

    きゃる>
    このようなストーリーって民藝好みの作品だったのですか?
    はい。海外の作品です。ですから家族全員が明るく陽気なんですね。
    これが日本の作品でしたら、戦争負け組の悲惨な体験を持つ国の作家はもっと陰鬱な描写になっていたかと思います。

    2010/04/27 01:22

    みささま

    新聞の劇評で褒めてあったので、みささまのレビュー楽しみにしてました、有難う。
    戦争のかげで日常を描くと言うのが青年団の「ソウル三部作」を連想したけど、このレビューを読んで、いかにも民藝好みの作品だなーと思いました。これ、海外の作品ですよね。

    2010/04/26 16:40

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