実演鑑賞
満足度★★★★★
心癒される音楽劇。出だしは、楽団がぞろぞろ歩いて間延びしてみえるが、地元の人々の家に分宿して、夜になるといい歌が次々続く。十二分に楽しめた。ひっこみじあんの青年の恋を後押しする二枚目の色男・新納慎也のバラード。バツイチの濱田めぐみが、妻を亡くした風間杜夫によりそうラブソング。そして、赤ん坊をあやす矢崎広の子守歌。夜明けのコーラス。
出演の楽隊メンバーが、舞台上で楽器を生で演奏するのもよい。クラリネットおじさんの中平良夫さんが、赤ん坊をあやすために吹いたりするもの楽しい。アラビア音楽を生かしたエキゾチックな響きだった。1時間45分休憩なし