満足度★★★★
すかっとさわやか、ちょっぴり涙
凝ったコーラスは聞き応えがありました。コーラスはミュージカルの醍醐味のひとつですもんね(全員で歌うと男声部がちょっと弱かったかも)。
お話は、愛すべきアウトローたちの、歴史の裏側に隠された冒険譚で、すかっとさわやか、ちょっぴり涙な物語。
惜しかった点をふたつ。
1.疾走感。
海賊船が海を疾走してゆく姿、その自由さを感じる場面もしくは音楽があったら...
2.戦闘場面のスペクタクル感
新感線のように...とまでは言いませんが、手に汗握るスペクタル感はもうひとつだったような。
(今思えば、宝塚の「エルアルコン・鷹」の海上での戦闘シーンは見事だったなぁ)
その他
・女船長ユーリ、女医アオイともどもかっこよし。
・コックトーヤ(大津裕哉)、シイラ(岡村さやか)、ソロ歌が心に染みる。
・ミチル役の佐野まゆ香嬢とルイ役の北上智子嬢、そっくりだったけどパンフで確認したら双子でも姉妹でもなかったのねー。
次回公演は夏、中野ザ・ポケットらしい。行こうっと。