満足度★★★★
予想以上の楽しさ
予想以上の楽しさでした。楽しい分、原作の重厚さはあまり感じられなかったですけど(笑)
ハムレット(龍真咲)がハンドマイクにスタンドマイクで歌う場面は、真っ赤な衣装(だったよね?)のハムレットはかっこよく、ダンサー連中はゴスというかハードロックっぽい黒い衣装で踊る。これぞロックオペラな雰囲気。「To be or not to be~♪」って連呼する歌でしたねー♪
後半になると、いつもの宝塚風の音楽が多くなり、ロック色が薄れてきたのが惜しい。大劇場公演ではないのだから、全編ハードロックで押し切るくらいの冒険をしてもよかったのではと思います。
オフィーリア役は、次期花組娘役トップ内定の蘭乃はな。めちゃくちゃかわいい。ラストの総踊りの場面でシャープなダンスを見せてくれました。
原作の"言葉遊び"の面白さは、ミュージカルになったことで薄れてしまいました。もしも"言葉遊び"を歌で再現できていたなら名作ミュージカルとなっていたかもしれません。