満足度★★★
約90分
木佐貫邦子と彼女の教え子6名の公演。上村なおかと入手杏奈は前に見たことがある。楠美奈生、板垣朝子、井上大輔、辻田暁は初。
これまでにも何度か見ているはずだが、木佐貫邦子のダンス作品としては今回がいちばん面白かった。
すべてのダンスを木佐貫が振付しているわけではなく、木佐貫メソッドみたいなものを学んだうえでダンサーそれぞれが自分のダンスを踊っているという感じだった。ソロやデュオのダンスを並べながら、ところどころで群舞が入る。また群舞でも各自が自由に動くところと、ユニゾンで動きをそろえるところがある。ダンサーの動きそのものとは別に、ダンスの見せ方というか構成の面で、飽きさせないように工夫されていた。