満足度★★★★★
魂が共鳴するような、圧倒的な舞台じつは当日パンフも読まないまま舞台を観たので、ほとんどまるで知らなかったのだけど、途中、ダンスだけで、この場所で彼女が事故にあったことが伝わってきた。たぶん奈落に落ちたのだろう、ということまで。そして、そこからの再起。さまざまな虚飾から逃れ、いま、ふたたび踊れていることの喜びが溢れだす。それだけで幸せだと。二度目のカーテンコールのときに、彼女は奈落に向かって手を合わせる。まるで、その事故があったから、いまの踊りに辿り着いたと、ふかく感謝するかのように。
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2010/03/11 01:45
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