INDEPENDENT:22 公演情報 INDEPENDENT「INDEPENDENT:22」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    毎年楽しみにしてる最強の一人芝居フェスティバル『INDEPENDENT:22』木金平日にて通してきました。今年はより一層と地方からの参戦が多くて、作風など全く未知なお芝居に出逢う率高し。玉手箱開けるよな気持ちでした。俳優によって役の演じ方のスタイルは異なる、その違いを体感する博覧会でもありました。面白いよねぇ、演劇面白い!祭りだ、祭りだ。今年も楽しかった〜!

    ネタバレBOX

    〔t1〕トライアルの時よりサイコパスな面が強く前面に出てた。純朴な男子の微笑ましさは鳴りを潜めて、精神面の暗闇が色濃く。マイルドに通して、本番にてこの作品の本質を遠慮なく出してきたかのごとく。尺の伸ばし方は自然で、ブラッシュアップも良く、なおかつナイス猪木はナイスでした。
    〔h〕ミツルギさんといえば、被り物。もふもふのカリン、もふもふしたくなる。ぶりんと雑に直すたびにおかしくてたまらんかった。カリンってのど飴でしか知らなかったわ、食べられるのね。カリン豆知識をしこたま頂いたわ。ラストに桃を持ってきた意図を考たりもしました。なかったらしいですが(笑)
    〔e〕なんとなしほんわか優しい雰囲気が福岡っぽかった。子育ての難しさ辛さ。お母さんなんだからって頑張るの我慢するの当たり前なんかじゃない。でもこのお母さんの笑顔が素敵で。しんどいときこそ笑顔、しんどいけど笑顔。笑顔は幸せを運ぶ。
    〔a〕とてつもなくパワフルなメンヘラ。わたくし的には彼女は嫌いじゃない。友達なりたいひと。だから勿体無い。なんでそんなにこだわるのよ、そんな奴いらんやろ、そんなんで傷つかないでいいよって思う。彼女にとってはそうではないわけだけれど。あの子に必要なのは友達だ。
    〔f〕ハラハラすることなく安心して観ていられる安定感、開始してすぐに絶対のクオリティを観せてもらえるという信頼感を覚える。雑多で煩雑な都会の日常から強制退去させられることで余分なものが削ぎ落とされてスッキリしてく様をお芝居から感じ取れました。上質。
    〔c〕言葉は発している。だけれどもノンバーバルの域。手話とコンテンポラリーは親和性がある。確かにそうだ、手話ってノンバーバルだもの。奈津子さんの舞いはため息が漏れる美しさと力強さで…ソロで堪能できるのは幸福な時間。観終わってタイトルに戻って、なんともいえぬ心地になる。

    〔t2〕トライアル作品の尺伸ばしにはいくつかパターンがあるけれど、先へ進むパターン。あのズルくてひとりよがりな男が、なお一層の往生際の悪さを発揮。どこまでもグズりながらもどうやら進むらしい。驚いたぞ。心が晴れるぞ。
    〔j〕12歳の女の子の日常描く日記的な作品。彼女は幼く見えたけれど、やはり作中通りの年齢なのだろうか。遠く仙台からはるばる大阪まで来て、オトナでも怖いこの一人芝居フェスの舞台にひとり立ち挑む姿は眩く勇敢で素晴らしい。
    (b〕サイエンスミステリー、マッドサイエンティスト。内蔵がリアル野菜や果物なのが心の救い。永久凍土はパンドラだよ。何が出てきてもおかしくない。人体もしかり。人類の最も弱くかつ希望の源の最たるところを狙う辺りがゾッとする。壮大な長編の導入のよな内容を30分にする潔さ。
    〔i〕三位一体、作演から渡されたパスを悠里ちゃんがしっかり受け取り解き放つ。武器たくさん携えて、すっかり見事なカメレオン俳優さんになられた。大変に面白かったです。ブロックのトップパッターとしてあまりに強烈でした(笑)二日目のモンスターひとりめ。
    〔d〕本を持たずとも朗読の一種のような。あれだけの台詞量を高速で一切噛む事ないのは凄い技術。棒立ちになることもなく意識を鷲掴みにする求心力の高さ、すっかり魅入って聴き入ってしまってました。ガワを整えるタイプ、内側を整えるタイプ、後者でした。
    〔g〕二日目のモンスター二人目。ただただ迷子センターにて迷子アナンウンス繰り返してるだけやったはずやのに。なんて面白いのか、なんてとんでも展開になるのか。たぶんしばらくピノ見たらもれなく思い出してしまうと思う。ピノ関係ないのに、ひどい。あそこで迷子なりたい、会いに行く為だけに。

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    2023/01/06 00:50

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