満足度★★★★
「弓」=エゴ 「足」=苦難 かな?上演時間は一時間とかなり短めでしたが、役者・舞台美術共に、無駄なく生かされ、短時間ながら物語の質を狭める事もなく、凝縮された演出でした。物語の象徴でもある「弓」とフィロクテテスの傷ついた「足」を、共に 強大なオブジェとして舞台上で使い、各場面によって印象的な役割を果たしていました。全体的にエネルギッシュな印象を受ける舞台ですが、どこか『静』の部分が感じられる仕上がりだったのは、演出家、役者共に「鈴木メソッド」を体験しているからなのか・・・・な??
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2007/06/21 01:40
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