シャルルとアンヌと社長の死体 公演情報 劇団NLT「シャルルとアンヌと社長の死体」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    おおらかな気持ちで観たので、楽しかった
    ベテラン勢の層が厚いと感じた。
    若手もそれなりに健闘していた。

    物語はベタだし、なんだかな〜と思いつつも、ゆったりした気分で観劇したので、楽しめたのだろう。

    ネタバレBOX

    前作「OH! マイママ」もそうだったが、古いタイプの演劇を見せてくれる劇団だ。
    そういう意味では、スピーディだったり独特の雰囲気で楽しませる(なんちゃら的な・笑)最近のコメディに慣れた目からは、かなり物足りないと思う。

    しかし、前回の観劇から、ここはそういうタイプの劇団であることを前提にして観ていたので、この古さには違和感を感じなかった。
    セットを観た時点からこういう雰囲気が約束されているようだし、今回の会場でもあるテアトル・エコーにも通じるような雰囲気だ(今回のセットは、テアトル・エコーの前々回の舞台にとてもよく似ていて笑ってしまった)。

    むしろ、尖った演劇を見ようという気はさらさらなく、ゆったりした気持ちで、たまにはこういう雰囲気も味わいたいと思ってチケットを購入したぐらいだ。

    だから、翻訳モノだから誰もフランス人に見えないという文句も言うつもりもないし、現代21世紀の設定とは思えない雰囲気であってもそういうものだと思って観た。
    ご都合主義も「何っ? それっ?」とちょっとぐらい思っても、別に気にしない(いくら眠たかったって言っても、あれはないだろうと思いつつも・笑)。

    ただ、前作から比べると笑いの量は足りない。
    幕が上がってから、笑う準備をしていたのに、なかなか笑える個所に到達しなかったので、ちょっとイライラしたほどだ。

    とは言え、大爆笑ということはないのだが、それなりに楽しんだことは確か。気持ち良く帰宅したしね。

    ベテラン勢のドタバタ感溢れる大げさな感じも良かったと思う。
    若手も健闘していたと思うが、大切な役を若手だけで固めたのは、まだ早すぎたような気もする。若手だけのシーンは固くて、観ているほうもちょっと疲れてしまったからだ。

    ということで、こういう雰囲気も好きな私は、こういう劇団であるということを前提に、次もたぶん観に行くと思う。

    ・・・ちなみに、フライヤーの雰囲気は好きではない。もっと内容に合った古めかしい感じにしてほしかった。

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    2010/02/23 06:07

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  • >M・ガブリエル(原作) は演出家 池田政之 のペンネームです。

    ええっ! えーそうなんだ。てっきりおフランスの古い戯曲の翻案か何かと思ってたのに。平成の作だとしたら、この内容は結構微妙ですね(笑)。良い言い方をすれば、古典のパロディというところか・・・違うか・・・。
    でも、ま、それなりに楽しんだのでいいとします。

    2010/02/27 04:57

    こんにちは。

    >翻訳モノだから誰もフランス人に見えないという文句も言うつもりもないし

    このストーリーは翻訳モノではありませんよん♪
    M・ガブリエル(原作) は演出家 池田政之 のペンネームです。(苦笑!)

    2010/02/25 17:48

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