シャルルとアンヌと社長の死体 公演情報 劇団NLT「シャルルとアンヌと社長の死体」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    30年前の活劇を観てるかのよう
    ストーリー展開がありがちでギャグのセンスも古っ。もしカントリー的な舞台を見せたいのだったら、思い切ってもっと昭和初期あたりの日本の風景のほうが受けた気がする。キャスト陣が一生懸命、頑張っていたのが手に取るように解り、むしろ哀れだった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    脚本が古い。輪をかけてギャグのセンスも古いものだから笑えない。そんなだから会場に大爆笑はない。勿論、ワタクシも笑えない。眠くなる一方で、何回大あくびをしたことやら・・・。布団かぶって寝てやれば良かったと悔やむ。

    会場は割に高齢者が多い。もし、本をこの人たちに合わせて書いているのなら、それは脚本家の商業的なものだろうから観劇者としては文句を言う筋合いもない。しかし、ワタクシはチケット代を支払って観に行ったのだから、少々、ほんのすこぉ~し言わせてもらう。

    死んだ支配人を後ろから操って生きてるように見せる芝居って、いったいいつの時代なのだろうか?ギャグというより滑稽で観ていて呆れた。もうこの時点からワタクシはこの芝居を見放しちゃったものだから、芝居上に登場する「くだらない台本」という行があったが、まさに台本通りのくだらなさで仰け反ってしまった。ただ一か所笑えたのは、ピエロが「ジジイの格好をしていただけだ。」といってヅラを取るシーン。しかしヅラを取ってもジジイはジジイで何ら変わらない。この展開は笑ったというよりも、失笑の部類。

    キャストらは一生懸命でその部分が観ていて好ましかったが、本がイケナイ。

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    2010/02/22 15:38

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