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僕等のチカラで世界があと何回救えたか【作:高羽彩×演:青木豪】
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公演情報
ネルケプランニング「
僕等のチカラで世界があと何回救えたか【作:高羽彩×演:青木豪】
」の観てきた!クチコミとコメント
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しゅう(16)
満足度
★★★★
通過儀礼
そんなテーマなのではないかと思う。
ネタバレBOX
特別でありたい、と。
自分こそが世界の真ん中だと、そうでありたいと思うことは誰にだってあるはず。
そんな気持ちに、自分自身がどんな答えを出すか。
それは成長していくうえでの通過儀礼なんだと思う。
子供はいつの時代でも、自分の質量を知らないがゆえに、平気で自分の熱を振りかざす残酷で凶悪な生き物であると思う。
21歳という、子供であることをそろそろ許されなくなる、でもまだ悟りきることもできない、そんな年齢、そして、教育実習生という、まだ社会人としても中途半端な立場、そんな不安定さに立つ苛立ち、焦燥感。
14歳という年齢で時を止めてしまった彼に対する羨望は分かりたくないけど、かつて「14歳」だった人は分かってしまうんじゃないだろうか。
だから切ない。
どこにも特別がないと気づくことが、自分を許し「特別」にすることのできる手段なのではないかと思う。
RUN&GUNの面々とはなぜか縁あって、お芝居を拝見する機会が多いのですが上手いですよね。
脇を固める俳優陣の存在感も素晴らしかったです。
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2010/02/20 23:16
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