デージーが咲く街〜新宿物語 公演情報 東京ギンガ堂「デージーが咲く街〜新宿物語」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    VIVA!新宿
    サーカスや格闘技を除くと、初めてのテント芝居。
    勝手な先入観で、テント劇って前衛的というか実験的というか
    演出家の芸術性が際立った作品だろうと身構えて
    足を運びました。
    幕前から役者人が席案内したり前説したりと、親近感ある
    お出迎えをされて席に着きました。
    400人以上はる空間が超満員で、期待度◎で見ていました。
    (内容の意見はネタバレで)

    終演後も、出演者が全員、本当に心を込めて
    「ありがとうございました」と、お見送り。
    これ、いいですよねぇ。
    先週見た、音楽座もそうでした。
    とっても後味いいです。
    疲れて義務感がみえみえの劇団四季「ユタ~」でも
    ないよりはいいです。
    つまらない作品を見ると、チケット代も損した気分ですが
    それ以上に、その作品につきあった「時間」が惜しい。

    東京って、多分ニューヨークやロンドンや大学路に比べても
    比較にならないほどのの数の演劇が毎夜毎夜上演されていると
    思うんです。
    そんな中、その作品を選んで、時間を費やすのですから
    カーテンコールも含めて
    心を込めて接して欲しいですね。

    ネタバレBOX

    何が起きても不思議でない空間と
    舞台装置でしたが
    これが、思いっきり大衆演劇、こてこての浪花節。
    なんで新宿に思い入れがあるのかは判りませんが
    とにかく新宿の為に翻弄した
    架空か実在かわからない人のお話。
    ぶっちゃけ、退屈極まりない作品でした。
    VIVA!新宿な話。
    僕も普段新宿を通り生活し、新宿を愛する者としては
    とても親近感はあっても
    それとこれは別。

    固いパイプ椅子で、単調な芝居が2時間以上、
    これが本当に長い、長い長い。
    先が見え見えで、全てが型どおりの話の展開で安心できる流れです。
    観劇の手垢がいっぱいついてしまった僕には
    ありきたりで居眠りしてしまいましたが
    ご年配が多い客席の方には、楽しいのかと。


    0

    2007/06/16 23:57

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大