満足度★★★
おサカナになったワ・タ・シ
「かつてアパートであったところ(=スズナリ?)」の未来の様子を見せるシリーズ(ってワケではないのか?)、今回は飛行場。ってか、かつてその事務所だった場所である報告書の提出を待っている男と彼をめぐる女性たち…みたいな。
どこかのどかで、しかし微妙にシュールな状況が、終盤で思い切りシュールに変化するのがここらしい…かな?
でもって、待って待って待ちわびて…な展開に漱石の「夢十夜」を連想し、また、女性たちが変身(?)して登場したのには「おサカナになったワ・タ・シ」(by 高沢順子・三東ルシア)を思い出す。
…って、それは単にコトバの上でのハナシで、見た目についてはむしろボッシュ(あるいはボッス、ボス)だったかの絵に描かれた魚の頭に脚が付いたヤツのリアルタイプか?などと今書きながら思ったり…。