満足度★★★★
満腹
「喜劇病棟」「オーディション」は正にコントコントで爆笑。ネタやアドリブも上手く笑いに繋げていて○「フェイスバタン症候群」はシリアスな筋に笑いを多々絡ませて妙な感覚に陥り○「リンネ・ゼオイ・オブ・ホラー」は男の背中に見えない女(妻の生霊だ)。その為に起こる様々なハプニング(肩たたき、ダンスetc)と、突然現れ場の緊張感を破壊する支配人がおかしくて○「授業三間」は、教師、生徒、母によるシュールな授業参観。独特な言葉遊びや間の使い方が○ラストの「ゼン王国とアク王国」はこれ1本でも見応えある作品。設定と発想が面白く、深く切なくい作品で◎
オムニバス120分。長くは感じられず、拍手も鳴り止まず。荒さもあったが、仲町作品の多様さや発想力健在。今後完成度にも期待。