実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/10/20 (木) 14:00
チラシにある「地獄の扉が開き、日本のとある孤島と繋がった」という基本設定はいかにも大統領師匠らしいコントっぽいものだが、そこから始まる物語は何か得体の知れない怪しさ/不気味さが漂い終盤ではパニックスペクタクルからのカタストロフィという新境地。
その構成は「あれ?地震か?揺れていないか?」な初期微動がしばらく続いて震度4あたりの揺れが来る感覚のようで効果的……ってか快感?(笑)
そして終わり方を筆頭にいくつか既視感のある展開があり「あぁ、それな♪」と思ったが、考えてみるとそれは得てして映像系のものであり「これを演劇でやったのか!」と感心。
そんな中に文明批判/社会批判的なものも織り込み衣装・小道具など凝った美術で見せるのも巧み。