サンタクロース会議(再演) 公演情報 青年団「サンタクロース会議(再演)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    アダルト編を観た!
    いあいあ、めっさ楽しい。(^0^)サンタクロースは居るのか居ないのか、の会議を議長を中心に大人たちが会議をする形。目の前には3人の子供たちがいて、かれらに意見を聞きながら進行していく。

    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX


    とりあえずは大人が会議をするのだけれど、目の前に座ってる子供たちと精神年齢はさほど変わらない。安岡さんと恵ちゃんのお母さんが子供じみた喧嘩をするし、ガミガミ博士とがりがり博士のキャラクターなど、いたって子供だ。(笑)子供たちの発言のほうが余程リアルで可笑しい。ちかこの突っ込みなどダーク過ぎて笑えるし、「鳩山さんて本当にあんなに小遣い貰ってるんですかー。」なんて質問する。とにかくメルヘンだ。何もかもがメルヘン。目の前で起こっている会議自体も魔女が参加したり、魔法をかけちゃったりと愉快なのだ。
    しかも、安岡さんにブタの魔法をかけちゃうシーンでは、すんごく笑った。だって、あんまし変わんないし・・。(苦笑!)
    畳の縁を歩く大名行列の様子や、小人が歩く話はなんだか可愛くて楽しい。悪い子にはサンタさんが靴下に石炭ガラを入れる話で子供をびびらせ、一方で魔女はとんがり帽子にくっつけた筒状の色紙を外しては何かを折っている。
    そんな会議の最中に安岡さんは少しずつサンタさんになって大人たちにプレゼントを配っていくのだけれど、貰った大人たちは子供のようにはしゃぎ、ガミガミ博士はパンダのぬいぐるみを貰って、イッチャウ!(^0^)

    議題からちょっと逸れた場面では50代の既婚男性の不倫問題にふれて、会議に集まった妻たちが「クリスマスは愛人に会ってから自宅に戻って団欒する」というシビアな統計に激しく反応する。

    結局薬局、この会議に集まった大人たちは本当は子供たちで、大人のふりをして会議をしてたんじゃないのか・・?なんて勘ぐってしまうほど、メルヘンなのだった。クリスマスにはメルヘンがよく似合う。

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    2009/12/19 17:51

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