少女架刑 公演情報 諏訪会「少女架刑」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    死後の意識
    「呼吸がとまった瞬間から~」少女が死んでから始まる不思議な物語。諏訪友紀さんを観ながら、30年前に読んだ時の衝撃(当時高校生)が蘇ります。愛されること無く死んだ少女、死体を親に売られ、骨になっても捨てられる。引き取り手の無い骨壷の場所にも、骨の崩れる音(それは叫びか)で安らぎは無く。1年後には壷が整理され穴に捨てられる。その時を思うと悲痛な気持になる。安らかに眠ると言う言葉が妙に空しい。諏訪さんの演じる世界は感傷的な感じは受けず、諏訪さんのもつ優しい空気を感じる。もう一度原作を読みたくなりました。以前と違う印象になりそう。

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    2009/12/08 21:07

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