笑いで笑いを語る当日パンフに自叙伝とあるが、自分にはむしろこれからの創作への宣言に見えた。「下手な感動は排し、シュールで不謹慎でポップな笑いばっかりつくる」という宣言。この、「笑い」という題材を「笑い」という表現方法で描くのが英断というかリスキーすぎてビビった。だって、テーマが結実するクライマックスのネタで笑えなかったら、それまでの物語で語ってきた「笑い」論が無に帰してしまうから。あと、役者の器用さ・パワーやスタッフワークはさすが早稲田の劇研だった。
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2009/11/27 01:35
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