満足度★★★★
照明とセットが簡素なのに、素敵第一部は、やはり多くの登場人物を把握することに神経を削がれ、物語としては、俄然第二部の方が、楽しめたけれど、ほとんど裸舞台に近いステージが、瞬時に、その場面の風景を想起させる演出と美術、照明の技に、感服してしまいました。照明で、王家の紋章を舞台に映す手法の何と美しく、無言の秀演出であることか!期待通り、鵜山演出は、一瞬たりとも、観客を厭きさせることなく、3時間、息を呑ませたまま、一気に見せてしまいました。役者さん、全員好演、熱演ですが、中でも、中嶋しゅうさんには、涙を誘われました。
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2009/11/16 14:34
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