アメリカの影個人的に非常に馴染み易い設定で面白かったのだけど、やや一般性に欠けるかとも思った。心配し過ぎか。コンビニを舞台に安部内閣に対するメタファーで固め、孤塁の傑作となった前回に比べて、構造が似通ってしまっているぶん、作品の意図するところが見え難くなっていたように思う。想起させるアメリカのイメージが、あからさまな近年の姿ではなく、やや茫洋としてしまっていたのも一因かもしれない。「ジョージは思いつきでものを言う」なんて大傑作タイトルもかつてあったのになあ。。
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2007/05/22 22:54
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