ROMEO-午前0時の訪問者- 公演情報 ルドビコ★「ROMEO-午前0時の訪問者-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    夢のようなファンタジー
    演出、照明、衣装、舞台装置、キャストの演技、音楽、どれをどーとっても素晴らしい!と一言に尽きる。プロの技を確認した。
    ルドルコという劇団、今回で5回の公演だったが、本当に素敵でした。
    本の練りも抜群で、ひと時の夢を頂きました。
    感謝感激あめあられっ!(^0^)


    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX

    ロミオとジュリエットを題材にした物語。
    2012年12月、マヤの予言どおり世界は闇に包まれろ。そして2100年、黒空国は存在した。

    ジュリエットを失ったロメオはもう一度ジュリエットに会いたい一心で、闇の王子・メフィストと自分の魂を差し出す代わりに、ジュリエットに会わせて欲しい、と契約を結んでしまう。メフィストは早速午前0時の真夜中のカーニバルにロミオを招待し、今後666年間、契約は持続すると承認する。
    しかし、契約にはソレ相応の見返りがあったのだった。
    それはこの世に生かしたジュリエットをロミオが666年の間に見つけられなかったら、その見返りとしてロミオの体の一部を少しずつ頂いてしまい、やがてロミオの魂は粉々になって散ってしまうというものだった。
    メフィストはロミオにぴったりと寄り添い、そのものに望みを叶えながら、ロミオを蝕んでいったのだった。

    一方でジュリエットの婚約者・パリスはこの世の闇を無くす為に17歳の乙女の生贄を捧げていた。それによって光を操るパリスは光の王子と呼ばれていたが、実は力のある悪魔によって支配されていた。その力は絶大だったため、パリス自身も人間を意のままに操ることが出来るという不思議な力があった。

    これらの内容を絡ませながら、ロミオは本物のジュリエットを探しながら、やがて最終年の666年目に本物のジュリエットを探し当てるという筋だが、な・なんと、そのジュリエットこそが、いつもロミオの傍に居たジャンという大根泥棒の可愛い少年だったのだ。笑
    ロミオがジュリエットを探せなかった為、お互いの記憶が蘇らなかったのが原因で、こんなに長い間ジュリエットの存在に気が付かなかったのだった。

    しかし、今やボロボロになってしまったロミオを助ける為に、ジャンは殺されてしまう。悲劇は繰り返し続くのだ。


    ジャンが大根を抱えて逃げる仕草がコミカルで可愛い!(^0^)
    そうして後ろ向きで大根をかじるシーンも!会場内でも笑いが起こる。
    笑いどころは満載で、トドリエの一身に背負ったコメディは流石プロです。

    レベルの高いミュージカルに感激し、キャストやその他のスタッフのプロとしての技量にふれ、幸せなひとときでした。
    5500円という価格、決して高くない。むしろ安い。ひじょうにお勧めの舞台です。




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    2009/10/04 12:13

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