白雪姫と七人のム・フ・フ・・・ 公演情報 SPPTテエイパーズハウス「白雪姫と七人のム・フ・フ・・・」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    毎回のことながら、
    分かりやすくベタな作品。このベタさが大衆に受け入れられる作品なんだよね~(0^)
    更に家族愛を軸としたハートフルな物語ってんだから、観客はまんまと笑って泣いて温かな心持になるのでした。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    普段、小劇場で公演してる劇団を大きなキャパの劇場で観る場合、やっぱ前の方で観るのがベストでしょ?ってことで前列で観劇。

    有希は、幼かった頃に離ればなれになった父親がニューハーフパブ「暗いアヒル」を経営するゲイ(しのぶママ)になっていた事を知り、ゲイバーで働くことになる。有希は戸惑いつつ働きながらもそんな中で「暗いアヒル」で働くゲイたちがママを中心に家族のように温かく労わりあいながら働いていることを知る。
    一方でお店存亡の危機に関わる大規模な都市計画を企むエンデバー総帥・沢村が自分の実の父親だと知る事になった有希は、実父だとばかり思っていたしのぶママと有希の母親・絵美、沢村の3人の関係と有希の出生の秘密をも知ることになる。
    かつて絵美と沢村は付き合っていたが沢村が自分の夢であるメジャー進出でアメリカに渡る決意をしたことから、当時妊娠していた絵美は沢村の為に身を引いたのだった。そして恵美と沢村と生まれてくる子の為に、しのぶママは恵美と形だけの結婚を決意し、有希が生まれた。
    3人は深い友情で繋がっていたのだ。

    舞台はニューハーフパブ「暗いアヒル」とキヨミズ建設、エンデバーが主な設定で、お店を存続するために闘うゲイ達と、なんとか大規模な都市計画受注しようとやっきになるキヨミズ建設、スラム上がりの亜里沙を養子に迎えてるエンデバー総帥・沢村の家族関係を露呈しながら、物語は血のつながりのない家族愛を主軸にクライマックスを迎える。

    ダンスあり、生演奏あり、コメディあり~の、ちょっぴり切なくホットな物語でした。導入音楽も素晴らしかった。
    それにしても・・・しのぶママ役の宮内利士郎って、フライングステージの関根に似てる・・
    あまりにも似てるから、じーーーーっと穴のあくほど観ちゃったのでした。笑

    個人的に、これからの時代は他人で構成される家族が増えると考えているうちの一人だから、お互いを思いやる心さえあれば、水は血よりも濃くなるかもしれない・・。


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    2009/09/28 17:42

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