満足度★★★★
適度な濃密さ
最近見た公演の中では、はっきりいって80分という上演時間は短いほうに入る。でも、その時間の中に適度な量のイベントが発生するお話が、結構テンポ良く進行していくので「物足りない」という印象は受けなかった。
タイトルは「神様はいない」だが、本当にいるのかどうか私には芝居をみても結論は出なかった。神様という概念は存在することは間違いないのだが、絶対的事実として他人に主張できる人は現代の人間にはいるとは言えないだろう。でも、個人個人の心の中には神がいる人もいない人もいるのかもしれない。
変なスイッチを押されたのか、内容が脱線してしまったので、この辺で止めておくが、非常に興味深いテーマを扱った作品だと思った。