アジミ祭 公演情報 味わい堂々「アジミ祭」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    やまだかつてない。
    可愛い役しかやりたがらない役者もそりゃあ、いることでせう。んが、味わいの三人はなんでもやる。なので三人いれば充分楽しい。今回は短篇が5つで他の劇団の方の脚本もあり、成島秀和(こゆび侍)、佐々木充郭(バジリコFバジリコ)、吉増裕士(リボルブ方式)、吉田海輝(サンチャゴ)+お馴染み荒船泰廣さんの映像です。1時間40分くらいだったかな?

    ネタバレBOX

    おそらく本公演でない、このお味見公演に来ているお客さんは彼女らの長所を熟知していると思うので、初見の方と違う楽しみ方をしているんではないかと思う。
    前回のお味見よりも見応えがありました。シンプルで天井の低い会場ですが、台やランプの配置がセンス良いなあと。

    簡単に、
    ○ひとくちめ「アジミ祭」
    一瞬不安になるがやっぱりお芝居でめでたしめでたし

    ○ふたくちめ「マッチ売りの少女たち」
    今回の中で衣装が一番好き。この会場ってなんか灯火、蝋燭といった小さな光がぴったりで絵本で見た風景が広がりました。浅野さんの嫉妬っぷりが光る。

    ○みくちめ「中日VS女子」
    味わい堂々でまさか中日ネタが登場するとは夢にも思わず(笑)うでたまご、ばきゅう、の岸野さんが愉快。

    ○よんくちめ「ペプシの神」
    こんなにはじけた宮本さんは初めてでした(笑)なにかふっきれたものを感じた。

    ○ごくちめ「さよなら味わい堂々」
    ひとくちめの内容があってこのごくちめが活きる。宮本さんがおばちゃん役に挑戦する。若いのにひなびた感じがちゃんと出ていた。

    私は3人をみているのが楽しいのでとても満足。以前にも増して声色が豊かでパワーアップ。お約束、荒船氏の映像は和紙っぽいけど臨場感がある。
    個人的には初見の方より味わい慣れしてる方にオススメと思うのですがどうでしょう。作家陣の個性色々でいつもより味が濃いめ。好きな企画です。

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    2009/08/29 20:40

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