満足度★★★
気持ちはそこにある脚本・演出は、きっちり演劇をしようとしている印象を受けたのですが、俳優の作業がすべて内側に向かっている気がして、言葉が悪いのですが、何かの発表会を見ているようでした。確かに感情は俳優の体の中にあるとは思うのですが、劇の世界を構築できておらず、内に秘めたるものを多くの観客に伝えるに至っていないのではないかと思います。また、時々俳優の体から届いてくる感情も、ステレオタイプだったので、舞台上から立ち上がってくるものに、期待していたよりも興味をそそられませんでした。
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2009/08/06 01:38
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