ばべるの塔の僕とガイジン【ご来場ありがとうございました】 公演情報 ザ・プレイボーイズ「ばべるの塔の僕とガイジン【ご来場ありがとうございました】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ばべるの塔以降の人間たちの、世界平和(?)コメディ
    それまで1つの言語だった人類は、ばべるの塔事件以降、多言語となってしまった。

    結構大上段っぽいタイトルを冠した、(おおげさに言うと)異文化交流コメディ。
    なんだかな〜というところはあったりするのだけれども、結局、ガイジンさんとはうまく言葉が通じないから、笑っちゃうよね、という話なわけで、それなりに楽しめた90分。

    「どちらかといえば黒人に見えるチーム」のほうを観たのだが、このストーリーで考えると「どちらかといえば白人に見えるチーム」とは脚本は違うのだろうか、ちょっと気になるところだ。時間があればこの目で確かめたいのだが、無理。

    ネタバレBOX

    ガイジンの描き方については、う〜ん、と思ってしまうのだが、ま、いいかとさらりと受け流すことにした(名前は笑ったけど)。

    出演者は3人だけなので、特に気になったのは、大家さん。
    大家さんは、シンイチ(20代・たぶん)の父親の兄であるという設定なのだが、そうすると、50代以降のはずで、その年齢設定であの格好はないんじゃないかなあと。

    役者の実年齢と比べて無理があるのならば、せめておじさんっぽい衣装とメイクぐらいするべきではないのだろうか(髪は銀髪っぽくなっていたけど、それだけじゃね)。そうするとおじさんなのに、強すぎるという設定になったと思うのだが。

    それでも無理がありそうだから、いっそのこと従兄弟という設定にしてもよかったのでは、それならば見た目には全然問題ないし。例えば、同い年なのに大家と家賃を溜めている店子という関係ならば、別の面白さが増したのではないのだろうか。

    終盤のメッセージは、だてに(たぶん)「ばべるの塔」をタイトルに入れていないことがわかるし、言葉の通じないガイジンとの関係なんかもうまく包括していて、なかなかよかったと思う。

    笑わせるだけでおしまいでもよかったのだが、そんなコトを入れたりして、ちょっと舞台の空気が変わるのが面白かったのだ。

    ま、人によっては、そんなメッセージじみたものは、ウソっぽいと感じるかもしれないが、私は本気とみた。
    ラストのオチは、その照れ隠しのように思えて、笑えるオチでは全然ないけど、いい感じであったと思う。
    ・・・ひょっとしたら「何をそんなマジになって」っていう笑いだったりして・・・。

    このオチ、先日観たホチキスの「アルバトロス」と、同じなんだけど、偶然なのか、単に安易なのか・・・。とりあえず、「そんなに面白いオチではない」と声を大にして言っておこう。

    ばべるの塔は、高い塔を作ることで、神の怒りをかい、それまで1つの言語だった人類は、いろいろな言語に分けられ、世界に散って行ったという話だったと思うのだが、シンイチは、「天国まで届くような高い塔を作って、その一番上で一緒に住もう」なんて言っているのだ。

    人は結局は同じ過ちを繰り返してしまうのだ、ということなのか、それとも、その台詞を何もそこまで深く考える必要はないのかな。

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    2009/08/03 03:41

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  • みささん

    コメントありがとうございます。

    私は、単純に行ける日ということで、「どちらかといえば黒人に見えるチーム」のほうを観ました。
    こちらのチームでもゴジゲンハ活躍していたと思います。

    こちらのチームの母国語は、でたらめな言葉だったようです。見た目は、耳に大きなイヤリングなどの装飾等から、たぶん暑い国から来たガイジンといっう設定だと思います。
    なんだかわからない宗教のようで、時間になると祈りを捧げていたりしました。

    笑いはそんなに多くなかったですね。

    2009/08/05 03:08

    ワタクシは白人チームを観ました。松居のファンだから!(^0^)
    黒人チームも脚本は同じです。ただ、演出が違うようです。
    きっと演出が違うと随分、違っちゃうよね。キャストも違う訳だから。

    黒人チームの母国語は何でしょうか?
    母国語が違っても受ける印象が違うから、ワタクシも観たいけれど、日程的に無理です。(><)

    それでも、もうちょっと笑わせて欲しかったです。

    2009/08/04 17:59

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