満足度★★
痛い・・
痛いのが苦手なのと、保守的なのとで・・、個人的になかなか厳しい舞台でした。エロは嫌いじゃないですが、サドは厳しい。
イラクのアブグレイブ刑務所の事件を思い起こさせる衣装は、胸が痛かったです。目をそむけたいし、不快だったけれど(あんなふうに売られていく子供たちは世の中に数えきれないくらいいるでしょう)、同時に「表現とはなにか」ということを考えました。検閲も監視もない時代。芸術とは一体何なんでしょう。
構成劇は今回が初めてですかね。役柄の回しかたとか、お話の連続さとか、巧みだなぁと思いました。
前半、役者さんの声がもうちょっと大きかったらよかった。台詞が聞きづらいところが多々あった。
佐藤さんがかっこよかったです。美和ちゃんのテペス少年の姿に萌えました。