期待度♪♪♪♪♪
開幕ベルが待ち遠しい
いよいよ今週から舞台が開幕しますね。小生は前作「ジュリエット女庭訓」で初めてアニマル王子さんの公演を拝見しましたが、劇中劇の使い方が秀逸。現実の世界、芝居の世界、劇中劇の世界に鑑賞者を縦横無尽に引き回し、最後にアット言わせる演出は、まるでイリュージョンのよう。また、オープニングから張り巡らされた伏線が、ストーリの進行に従って、絡んだ糸が解けるように収斂していく様は、鑑賞者に心地良い緊張感と開放感を与えてくれました。
さて、今回はどんな趣向で鑑賞者を楽しませてくれるのか。今週は、開幕ベルが待ち遠しい1週間になりそうです。
出演者では、前作に続き客演される「佐竹海莉」さんに注目。ナレーションや朗読等、「声のお仕事」を中心にご活躍されている佐竹さんが、舞台で見せる細やかな演技(詳細はDVD「ジュリエット女庭訓」をご参照ください)がとても印象に残りました。本業を活かした台詞まわしは勿論、舞台の上の細やかな仕種も要チェックです。
2009/06/30 00:42
前作の近松ジュリエット女庭訓をご覧いただいての感想、とても嬉しいです。
今回の千年回廊でも、いろいろな伏線が出てきます。台詞の一つ一つをお聞き逃しなく!!