ヴァーサス~霧のなかにキミがいた~ 公演情報 東京音協「ヴァーサス~霧のなかにキミがいた~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    面倒臭い女の話
    青山円形劇場の特徴をフルに活用した演出が冴える、
    なかなかな逸品。
    360度、全てを上手く利用した魅力あふれる作品になっています。

    出演している男の子達は皆んな清潔感があり
    「ザ・青春」な熱いやりとりで話が進んでいく。
    同じシチュエーションを4つの視点で繰り広げられていくのだが
    微妙な演技の変化が印象に残る。
    特に、映画「リリィシュシュのすべて」で市原隼人の同級生を
    演じていた(と思った)笠原秀幸のナイーブさと
    力強さは、なかなか。
    狂言回し的な、賀集は、やや位置づけが中途半端。
    若いんだか兄貴分なのか、
    ちょっと良くわからず、主役(らしい)としての影は薄い。

    しかし、純粋で素直な男の子達が、ああいう訳わかない
    面倒な女に振り回されている話は、何だか本当にせつない。
    社会を毒しているの諸悪の根源は女性と、痛感する逸品です。

    話の内容は薄っぺらで、
    深夜放送の低予算ドラマを見ているような感じで
    全く中身はないんだけど、
    キラキラ輝く少年達を見て元気をもらえる作品です。

    ネタバレBOX

    とにかく自己中心的な女性が
    純粋な少年達を惑わしていく姿はイライラします。
    あぁいうのぼせあがったような
    雰囲気に酔っている女、本当に見ていて不愉快。
    きっと扱いやすそうな男に寄生していくんだろうな。

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    2007/04/24 11:26

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