押入れのちよ 公演情報 神道寺こしお商店街「押入れのちよ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    カチューシャの歌
    連日満員御礼だそうで、当日券のお客様をお断りしている状態!
    だから、予約して観に行くべし。
    それでも2階席に客入れしないのは何故か??
    混んでる時は、2階に続く階段も客席にした劇団があったけれど・・。
    なんだか、当日券を断られたお客様が気の毒で・・。

    舞台は上質なユーモアのあるセリフに笑い、心温まる物語とちょっぴり切ない物悲しい情景にヤラレル!
    ホラーではない。コメディ色の強い優しい物語だ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    リストラ同然で会社を辞めた恵太は36000円の超格安マンションに引っ越した。そしてその部屋の押入れの中に、市松人形のような明治39年生まれの14歳のちよ(幽霊)が住んでいたと言うお話。
    この幽霊がちっとも恐くない。最初、びびっていた恵太はちよが人相を見られると知ってから就活先の多数の社長の人物を尋ねながら、何となく仲良くなっていく。
    ちよはちよの両親が死んでから親戚に財産を取られ売り飛ばされた挙句、カラゆきさんとなって、その後マラリアにかかって死んだという過去を持つ。

    14年生きてきて何か楽しかった事があったか?と恵太に聞かれ、その答えが切ない。ちよの悲運な運命を聞き、恵太は己の傲慢さに気づき、恵太自身も人として変わっていく。

    ここに住んでいる301号と303号の住人のキャラも楽しいし山下千代も愉快だったし、その上、霊媒師にはすんごく笑える!(^0^)
    ちよが歌う「カチューシャの歌」に懐かしさと哀しさを漂わせキャストの演技力で魅せる!

    セットの作りこみも上手いなぁ。。ひじょうに質の高い舞台でした。
    お勧め!(^0^)


    2

    2009/06/05 17:14

    0

    0

  • んー(^0^)
    面白くて素晴らしい舞台でした。ちよ役の子役は小学生だったみたいだけれど・・学校はどうしたんでしょか?(・・)

    いあいあ観てお得感た~っぷりぷりの芝居でした!
    作家の本を芝居にするって、やっぱ、間違いがないよね。ちよ役の少女の演技もソツがない。
    子供が登場する芝居って、反則ですわ!その子の演技が素晴らしいと、余計に!(^0^)

    2009/06/06 02:18

    押入れの中の幽霊とか、普通ならおどろおどろしたファクターもこの作品では軽妙でコミカル、何ともいい感じです・・。

    こういう、ともすれば突拍子もない設定がどことなくおとぎ噺めいていて、いかにも一夜の夢の世界へようこそ、という演劇の醍醐味を演出してくれるんでしょうね・・。

    きちんとその時代ごとの世相やキーワードを盛り込んでいるのも興味深いです・・。

    そして、その奇妙な出会いをきっかけに、もう一度自分を振り返って見つめなおす・・。

    なんかもって行き方も絶妙で、☆5つの感動がレビューの行間から伝わってくるようです・・。

    素敵な作品にめぐり合えて良かったですね・・。

    2009/06/05 22:45

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