実演鑑賞
満足度★★★★
舞台は大学受験から生涯学習への転換中の予備校の会議室である。最近入ってきた老齢の派遣社員の強いテンションが昔いた名物生徒を想起させるということで二人の変遷が(照明の色で区別されて)交互に展開される。とくに変わったエピソードがあるわけでもなく強いメッセージがあるわけでもなく、沢山の小ネタで笑いを取りながら進むほっこり系のお話である。
役者さんもベテラン揃いで安心して見ていられるのだが、何か一つ尖ったところがほしいと感じた。それから主役の辻親八さん、常にいらだっているようで楽屋で何かあったのかと気になった。まあこういう芸風の方なのだろう(笑)