野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス 公演情報 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場、 東京芸術祭実行委員会「野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★

    ネタバレ

    ネタバレBOX

    『野外劇 ロミオとジュリエット』を観劇

    1000人近いオーデイションで選ばれた俳優陣で行う群像劇。
    舞台設定は未来の池袋、ロミオのいるモンタギュー家を全員が女性キャストで、ジュリエットのいるキャピュレット家を全員が男性キャストで演じる分ける試みは興味深く、ロミオとジュリエットの恋愛模様を取り上げつつもモンタギュー家とキャピレット家の争いを現代社会の分断としている。
    女性俳優がロミオを演じ、男性俳優がジュリエットの演じるアイディアはキャラクターの魅力を醸し出してはいるが、演じる事があまり上手くない俳優の為か、良さが半減してしまっている。オーディションで選ばれる小劇場の俳優は粒揃いが多く、実力は申し分ないのだが今作に関しては俳優陣は全体的にハズレだ。
    作品に関しても物語の流れに余白がなく、ロミオとジュリエットの死の痛手に得たものは一体何だったのか?というテーマをほっぽり投げてしまう出来に不満であった。語るに値しない作品。

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    2021/10/16 10:48

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