レイモンド・ウィリアムズ《ドラマ・イン・パフォーマンス》を読む #01 公演情報 トランス-アバンギャルド・シアター・アソシエーション (TAGTAS)「レイモンド・ウィリアムズ《ドラマ・イン・パフォーマンス》を読む #01」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    準備不足。
    --大貫隆史さん。釧路公立大学准教授。西洋比較演劇研究会。2008/03/22「《モダン・トラジディ》再考」発表など。
    --レイモンド・ウィリアムズ Raymond Williams (1921 - 1988)。《文化と社会》《長い革命》《田舎と都会》《キーワード辞典》《ブラック・マウンテンの人々》など。イギリス労働党、左翼の活動家でもあった。文化理論・近代研究の大著で著名。小説も書いた。...演劇関係の著作は、忘れられていたものが、最近検討され始めたらしい。《ドラマ・イン・パフォーマンス(上演における演劇)》(1954) がとりあえずの議題。学外の社会人教育のためのテキスト。

    ネタバレBOX

    --口頭でのレクチャーと討議。...文学(詩)と演劇といったジャンルの違い。サント=ブーヴ、I.A.リチャーズ、リチャード・シェクナー...といった「学説・業績」の時系列の順序、様々な訳語がはっきり確定されていない、などなど、かなり未整理な内容の講義なので、展開が追えないまま、やたら言葉が多くなってゆく。あっちゃこっちゃからの一言引用もやたら多い。
    --作業仮説としての四つの型。「アクトされたスピーチ(アクティング・スピーチ)」。「ヴィジュアル・イナフトメント」。「アクティビティ」。「ビヘイビア」。
    --成功している批評としては、ブレヒト《肝っ玉おっかあとその子供たち》と観客の「黙諾」の件か。既存のシアターの形式と「ネゴシエート」する芸術の創造過程。
    --ウィリアムズさんは、政治的には、「代議制」の進行と「自然主義の行き詰まり」の相関関係を述べているそうだ。一番最後に出てきた。おいおい。
    --英国での近・現代演劇の研究は、作者が故人のもの、評価が定まったものだけをアカデミズムで扱うのだ、という伝統が根深く、ケンブリッジ等学内での研究は出来なかった。立ち遅れ(ギリシャ悲劇、シェイクスピアの研究は除く)。
    --討議になって鴻英良さんらが発言し、だんだん整理がついてきた(*鴻さんは、翻訳が難解で日本語になってないとか言う人もいたが、まあ、まともな人に見えた)。

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    2009/05/18 16:53

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