孤独 公演情報 オーストラ・マコンドー「孤独」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    個人的な統計ですが「いい演劇はあらすじの内容とまったく関係ないことが多い」というものがあります。
    この劇は、まさに逆を行きました。本編の内容は、まさにあらすじ通りです。
    ただし、予習はまったく必要ありません。ストーリーにほとんど意味がないからです。
    時代劇をイメージして観ると肩透かしを食うので、フラットに見るといいと思います。

    なお、バンドの生音は素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    劇の半ばで、瀕死の太郎が息を繋ぎ、なんとか長らえるシーンがあります。
    映像ではありえない、舞台演劇だからこその演出ですが、この体感時間があまりに長い。
    「生への執着」という演出意図はハッキリしており、尺の長さに意味があるのもわかります。
    ただ、俳優の演技は「凄いな」と思ったものの、途中で「飽きた。退屈だ」と感じたのも事実です。
    このシーンをどう評価するかが、劇全体の評価になると思います。

    俳優陣の服装が現代風だったのは意図がわからなかったなぁ。

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    2021/08/02 01:47

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